化粧品にまつわるQ&A
よくある質問、素朴な疑問にお答えします。
Q.去年開封した日焼け止めや化粧品は使えますか?
A.保存状態が良ければ問題なく使えます
化粧品は食品と違って”生もの”とは違いますので、万が一雑菌が入ったとしても、腐らないように防腐剤が入っています。未開封でしたら3年はもつようです。また、開封していてもフタや栓がしっかりしまっていて、冷暗所に保管されていれば、一年くらいは大丈夫です。
直射日光のあたる窓ぎわや、温度変化の激しい場所ですと、商品の色や中身が変化する恐れもあるので、異臭やテクスチャーの変化を感じたら、使うのはやめましょう。
Q.化粧品は冷蔵庫で保管したほうがいい?
A.説明書に記載がなければ必要ありません
特別に冷蔵庫保管の指示があるもの以外は、その必要はありません。逆に冷蔵庫からの出し入れによる温度変化で化粧品がいたんでしまうこともあります。多くの化粧品は通常使用の条件で、安定に保たれるように処方や容器の工夫がされていますので、室温保存で十分です。
Q.化粧水をつけるとしみるので使わない方がいい?
A.肌あれをしているのですぐにやめましょう
角質が乱れている肌には、水分の多い化粧水ほど刺激になります。しみるようであれば化粧水を使うのはやめて、肌の状態がよくなるまでは、ワセリンなどの低刺激のものを使いましょう。
Q.香料が肌を刺激するって本当ですか?
A.昔は香料が原因でシミになることがありました
今では原材料の安全性が高くなっているので心配ありません。
かつては、化粧品の香料が原因でシミになることやアレルギーの原因となることがありましたが、それも精製技術の進歩によって、低アレルギー化も進んでします。とはいえ、何らかの原因でトラブルが起きる人もいますので、そのときは無香料の化粧品もありますので、そちらを使ってみてください。
Q.無添加って肌にいいの?
A.メーカーごとの基準がちがうので何とも言えません
おおよそ無添加とは色素や香料などは入れず、防腐剤も最低限に抑えているものを指します。化粧品の安全性はとても高まっていますので、無添加だから肌にいい、悪いとは一概にはいえません。
Q.メイクしたまま寝るとシミになる?
A.シミにはなりません
メイクアップ料は基本的に安全な原料しか使っていません。肌に多少残っても、それが原因で肌トラブルを起こすことは、ほとんどありません。ただし、大なり小なり油分を含むのと化粧膜にホコリや汚れがつきますので、その日の汚れはその日のうちに落としましょう。肌がきちんと新陳代謝ができるように清潔に保ちましょう。
Q.オールインワンの化粧品はよいのでしょうか?
A.あまりオススメできません
スキンケアは肌の状態や季節によって、保湿美容液や乳液、クリームの使用量を調整し、水分と油分のバランスを変える必要があります。オールインワン化粧品はその手軽さから人気がありますが、便利さのために肌を犠牲にしては本末転倒になります。
Q.若いうちから高い化粧品を肌を甘やかすことになる?
A.この研究されていないので結論は出ていません
スキンケアは毎日正しく続けることが大事ですので、経済的に無理のない価格帯のものを選んだほうがいいでしょう。
Q.化粧品は同じブランドでそろえたほうがいい?
A.できるだけ同じほうがいいでしょう
化粧品は薬事法にもとづいてつくられているので、基本的にはどの化粧品を組み合わせて使っても問題ありません。しかしメーカーは、もっとも良い組み合わせで、ブランドの商品ラインを作っていますので、浸透感や使い心地もいいのではないでしょうか。
Q.同じ化粧品を使い続けると効果が薄れる?
A.継続使用の肌効果が出ていということ
最初に使ったときの使用感や肌効果の実感が薄れてくると思います。肌にあった化粧品を使い続けることで、肌は健康な状態を保ち、結果として最大効果が出ていることになります。