「AGEING CARE」カテゴリーアーカイブ

Vol.162 紫外線対策にはパウダーファンデーション

肌にやさしく確実なUVカット効果

UVケアといえば日焼け止め化粧品を思い浮かべますが、過信は禁物です。日焼け止めは、適量の使用量をきちんと守らないと、期待する効果が得られないということです。

日焼け止めのSPFの数値は、皮膚1㎠あたり2gmの日焼け止めを塗った時の効果として測定されています。これを顔全体に塗るとすると、だいたい500円玉くらいの量になります。

実際にこの量を守ろうとすると、肌がベトついたり白浮きしたりして大変です。だいたいその半分から1/5程度しか使っていない人が多いようです。つまり、今よりも何倍も塗らないと、期待した効果は得られないということになります。

毎日、日焼け止めだけを塗っていたのに、40代になって大量のシミが発生して、ショックを受ける人もいます。薄く塗れば効果がなく、適量を塗れば毛穴をふさいで肌に負担がかかります。また汗で流れれば効果は下がり、ウォータープルーフは汗には強いけど、肌に負担がかかります。結局は、日焼け止めだけに頼って紫外線防御をするのは難しいということになります。

日々のUVケアにパウダーファンデーション

日常の紫外線対策におすすめなのが、パウダーファンデーションになります。パウダーの粉の成分は紫外線撹乱効果があるため、紫外線をはね返して、日焼け止めの効果と同様の効果を発揮します。

パウダーファンデーションを使った方が肌に負担がかからず、確実にUVカットできます。塗り直しも簡単です。

ファンデーションには、リキッドやクリームのものがありますが、ある程度の効果はあるものの、パウダーに比べると顔料(粉)の密度が低いので、日焼け止め効果は劣ります。

また、顔料に少量の油分を加えて練った、練り状のものもあります。その多くは固形で、コンパクトタイプかスティック状の形をしていて、パウダーファンデーションよりもカバー力があって崩れにくくなっています。

ファンデーションの代わりにフェイスパウダー

メイクの仕上げに使われることの多いフェイスパウダー(粉おしろい)は、ファンデーションの代わりに使いこともできます。敏感肌の人にもおすすめで、軽いカバー力とUVカット効果もあります。頬骨の高い部分は日焼けしやすいので、しっかり重ねづけしましょう。

つづく…

Vol.161 ホームピーリングの方法

効果を上げる3箇条

・肌に赤みが出たら使用中止。刺激を感じたら少し弱めるようにして使う

・ピーリング後は保湿をしっかりすること。マッサージやパックなど、肌に刺激を与えそうなケアは2、3日控える

・紫外線の影響を受けやすくなるので、外出時には紫外線対策をしっかりとする

ホームピーリングの手順

ピーリング化粧品をTゾーンにのせる
手に適量のピーリング化粧品をとり、乾いた肌の上にのせていきますが、まずは顔の中でも肌が比較的強い部分の、額などを含むTゾーンにのせて、軽くマッサージをするような感じでなじませます。

肌が弱いUゾーンはキツネ指でなじませる
目元は中指と薬指の指先をくっつけて、キツネの顔をつくる「キツネ指」で、小さな円を描くようにしながらやさしくなじませます。

よくすすぐ
適切な時間が経過したら、ぬるま湯でよく洗い流し、肌をこすらないように注意しながら、タオルで水けをやさしく拭います。

しっかり保湿する
ピーリング後の肌は乾燥しやすくなっていますので、セラミドなど配合された保湿美容液をたっぷりつけます。

やりがちなNG方法

いきなりUゾーンにのせる
肌が薄くて弱いUゾーンには、ピーリング剤をのせておく時間をなるべく短くするために、最後に行うようにしましょう。

時間をかけすぎたり強くこする
ていないにするあまり時間をかけすぎたり、強くこすったりすると、肌に余計な刺激を与えることになりますので、注意が必要です。

体調が優れない時は行わない
寝不足のときや風邪ぎみのときは、肌の状態も悪くなっているので、トラブルが起きやすくなりますので、控えるようにしましょう。

敏感肌の人がピーリングをするためのコツ

・肌を水で濡らしてからピーリングを行う

・ピーリング化粧品を水で薄めてから使う

・使用時間を短くする

手づくりピーリング

ピーリング剤は、薬局で買える身近な材料で手づくりすることもできます。

材料
・クエン酸 10g
・精製水 100ml
・空き容器(熱湯消毒が可能なもの)

つくり方
熱湯消毒した空き容器に材料を入れ、クエン酸が溶けるまでよく混ぜます。

使い方
洗顔後、顔全体にピーリング剤を順番につけて、手でやさしくなじませながら30秒ほどおいたあと、ぬるま湯でよくすすぎます。慣れてきたら、すすぐまでの時間を1分ぐらいに伸ばしてもいいでしょう。

※クエン酸は、酸としては弱いので、手づくりピーリング剤でシワやニキビ跡まで薄くすることはできませんが、初期の小さいニキビやごく薄いシミには有効です。

Vol.160 肌の老化にトータルに働きかけるピーリング 2

ピーリング剤は洗い流すタイプがおすすめ

市販のピーリング剤にもいろいろな種類がありますが、気をつけておきたいことは、角質をゴシゴシこすってポロポロ落とすゴマージュやスクラブ、拭き取りタイプのものは、肌を摩擦で傷めてしまうことがあります。肌にやさしい洗い流すタイプのものがおすすめです。

市販のピーリング剤は、皮膚科で用いられるものよりも濃度が低いので、さほど危険性はありませんが、使用してみて強い刺激を感じたり、赤みが出たりしたら使用を中止しましょう。

ピーリングが老化に効くしくみ

ターンオーバーが高まる
余分な角質を除去することでターンオーバーが高まり、メラニンの排せつを促すことでくすみも改善します。古い角質とともに角栓などの毛穴の汚れが取れて、毛穴の開きも目立たなくなります。

コラーゲンが増える
表皮が活性化したというシグナルが真皮に伝わると、コラーゲンが増えていきます。その結果、シワやたるみの予防につながります。

若肌への好循環が生まれる
古くなった角質を除去することにより、化粧品の浸透性も高まりますので、エイジングケア化粧品の効果も期待できます。

ピーリングは、行った直後にツルツルの肌を実感できます。続けているうちに、ふっくら肌へと導かれていきますので、習慣にしてみてはいかがでしょうか。

つづく…

Vol.159 肌の老化にトータルに働きかけるピーリング

古い角質を除去して肌の再生を促す

肌の老化は、年齢とともに遅くなるターンオーバーと深い関係があります。

肌のターンオーバーが遅くなると、表皮はやせて薄くなり、逆に死んだ角質細胞の層が、どんどん厚さを増していき肌をくすませていきます。メラニンを排せつする作用も低下するので、シミやくすみがでやすくなっていきます。

こうした老化にトータルで働きかけるのがピーリングになります。ピーリングとは、酸などを使って、古くなった角質を取り除き、肌の再生を促す美容方法です。

あらゆる肌老化の改善に効果を発揮する
ピーリングは肌の代謝をアップさせ、肌の若返り効果を生み出します。真皮のコラーゲンを増やし、できてしまったメラニン色素の排せつを促す作用もあります。その結果、シミやたるみ、くすみ、毛穴の開きなど、あらゆる肌老化の改善に効果を発揮するのです。

ピーリングと聞くと、何となく怖いイメージを持たれている人もいるようですが、最近では安全な方法が確立されていますので、皮膚科ではニキビやニキビ跡、シミ、シワなどの治療に導入されています。

家庭用のやさしいピーリングもたくさん出ていますので、週に2回程度を目安に取り入れることをおすすめします。

つづく…

Vol.158 美白ケアのお手入れ方法

美白化粧品はできたしまったシミの部分だけではなく、顔全体に使うことが重要です。シミの上からすり込んでいる人もいるようですが、それは逆効果になります。肌にのせるようにしてやさしく付けるようにしましょう。

また、夜だけなどの指示があるものを除いては、朝晩使うようにしましょう。ビタミンC誘導体などの抗酸化力があるものは、朝から使うと紫外線対策にもなります。

美白ケアの手順

頬になじませる
手のひらに適量の美白化粧品をとり、両手で頬を包むようにしてなじませます。使用量は量が少ないと効果が下がりますので、取扱説明書に従った分量を使いましょう。

肌が弱い部分はキツネ指でなじませる
目元は中指と薬指の先をくっつけて、キツネの顔をつくります。その指先でやさしくトントンと軽くたたいてなじませるようにしましょう。

やりがちなNGケア

強くすり込むように塗る
しっかり浸透させたいからといって、ゴシゴシと強くすり込んだりすると、その刺激がシミやシワを作ってしまう原因になります。

マッサージしながらつける
美白化粧品は全般に刺激の強いものが多いので、付けながらのマッサージは控えた方がいいでしょう。マッサージをするならば保湿化粧品をつけるときにしましょう。

Vol.157 シミはできる前の予防が重要

美白化粧品はシミができる前から使う

シミが目立ちはじめると、あわてて美白化粧品を使いはじめて、シミケアを始める人も多いようですが、前述したように美白化粧品はこれからつくられるメラニン色素を減らすように働きかけるものです。できてしまったシミを、漂白剤のように白くするわけではありません。

美白化粧品はシミができる前に、予防的に使うものだということを心がけましょう。予防的に使うということは、年間を通して顔全体に使ったほうが効果的です。

シミというと紫外線のイメージがあるため、夏だけ使えばよいというわけではないので、それを踏まえたうえで美白化粧品の選んでみましょう。

美白化粧品は毎日使うものだから

美白化粧品には化粧水、美容液、クリーム、パックなど様々なものがありますが、毎日、顔全体に使うことを考えると、ベタつかず、軽いテクスチャーの美容液がおすすめです。また、価格的にも続けられる範囲のものを選びましょう。

短期的に使う美白マスクやシミの部分だけに使うスポット美容液もありますが、紫外線でできたシミをそれらの化粧品で薄くすることは難しいのです。実際にはシミの種類によってケアの方法が異なりますので、後日ご紹介します。