髪表面だけでなく、内部にまでおよぶダメージ
皮膚と同じく毛髪にとっても紫外線は大敵です。キューティクルを構成するタンパク質を変性させ、ダメージが進むと毛髪内部が空洞化します。
最近は、髪用のサンケア剤も出ているので、予防を徹底しましょう。
どんな髪型・髪質の人でも、何よりイヤなのが髪の痛みです。よく健康な髪にするためのトリートメントなどに、キューティクルを整えると書いてありますが、そもそもなぜキューティクルが大事なのでしょうか。
まず、毛髪のもっとも表面にあたるため、ツヤや手触りのなめらかさに直結するからです。そしてもう一つは、外敵から毛髪を守る役割を果たしているからです。キューティクルが乱れてしまうと、その内側にあるコルテックスがあらわになり、マトリックスというタンパク質が流出して水分保持力が落ち、髪はパサつき、ダメージヘアへまっしぐら。逆にキューティクルが整っていれば、外からのさまざまな刺激にも抵抗してくれるので、強い髪でいられるのです。
キューティクルは、暑く密なのが理想の状態です。その重なりは通常4〜6枚ですが、なかには8枚ある人もいて、反射率が高い分、髪がツヤツヤに見えます。残念ながら日本人の髪はキューティクルの厚みも密度も低く、ダメージを受けやすい傾向があります。まずは4つの敵を避け、キューティクルを守りましょう。
毛髪の80%は、複数のアミノ酸からなるタンパク質でできています。
皮膚の主成分は、コラーゲンタンパク質で、毛髪の主成分はケラチンタンパク質と種類が異なります。
髪の毛は1日に0.4mmづつ伸びます。頭髪全体で34m分のケラチンタンパク質が毎日生産されています。すこやかな髪を育てるにはアミノ酸やタンパク質を、ヘアケア製品からも積極的に摂取することが大事です。
他のタンパク質にはあまり存在しない、シスチンというアミノ酸を多く含んでいるのが特徴です。化学薬品に比較的強く、弾力性にも優れています。
乾いているように見える髪も、じつは内部に水分があります。髪がダメージを受けると水分保持力は弱まるが、NMFという天然保湿因子が水分を一定に保っています。
コルテックス内のケラチンタンパク質と混じりあい、髪の色を決定づける要素です。主にキューティクルの近くに分布しています。サイズが大きく、量が多いほど、髪色は黒くなります。
脂質や微量元素など
今の時代は季節に関係なく、色々な食べ物が買えるようになりましたが、やはり旬の食べ物を意識したほうが、身体にもよく、お財布にやさしいでしょう。
白菜は冬野菜の代表格です。ビタミンC、カルシウム、カリウムなど含むので栄養のバランスが良い野菜といえます。さらに、ベーコンを入れてスープ煮にすると、白菜の甘味とベーコンのうま味とからみ合って、美味しくなります。
食欲がないときや、むくみが気になるときにもオススメです。白菜の代わりにキャベツを使えば、調子の悪いときに役立ちます。
水菜・・・1枚
京揚げ・・・1枚
カツオ節・・・適量
昆布・・・大さじ2
水・・・2カップ
①昆布とカツオ節でだしをとります。
②水菜はざく切りにし、京揚げはひと口大に切ります。
③だしにくぐらせていただきます。
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維
魚の骨をとるのはちょっと大変だけど、つみれは自分でつくるほうが断然おいしいから、頑張ってつくります。
そして冬は体を温めてくれる根菜類がたくさん出回っているので、ごぼうや長ねぎ、にんじんなど冷蔵庫にある野菜をどんどん入れて、熱々を食べます。
イワシは脂質の代謝を整えて健康な皮膚、髪、爪をつくるビタミンB2を豊富に含むほか、血液をサラサラにする効果もあります。また、鉄分も含まれているので、貧血でいつも顔色が悪いという女性にはオススメです。
イワシ・・・2尾
ごぼう・・・1/4本
にんじん・・・1/2本
大根・・・1/8本
しょうが・・・1/2片
出汁・・・5カップ
①イワシを3枚に下ろして、すり鉢ですります。
②生姜の絞り汁と刻んだしょうがを①に入れます。小麦粉を入れてねり、団子状に丸めます。
③ごぼうはささがきに、にんじん、大根は拍子切りにします。
④鍋にたっぷりの水を入れて③を入れて熱し、イワシ団子を一緒に入れて煮ます。全体に火が通ったら完成です。
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ナイアシン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維