Q. うっかり日焼けしてしまったときは何を食べるといいですか。
A. ビタミンCが多く含まれるフルーツでリカバリーしましょう
ビタミンCは美白に働きかける
ビタミンCは、美白に働きかかける栄養素です。シミ、そばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑えてくれます。比較的即効性があるので、日差しを浴びたらすぐにビタミンCが豊富なフルーツなどを食べるのがよいでしょう。
朝食でしっかり摂っておく
また、先に食べておいてもいいというのもポイントになります。日差しが強い朝や、屋外にいる時間が長いとわかっている場合には、朝食でしっかり摂っておきましょう。
VOL.232 ビタミンCを多く含む食品を摂るとシミは消えるのか
食事は美味しく食べる”クスリ”です
食事はクスリ以上に問題を解決することができますので、まずはその日の食事にひと工夫してみましょう。
次回は、「身体を動かす前に食べるもの」についてお話していきます。
美白・シミ・そばかすに有効なレシピ!
肌のや体調の悩みによって必要な栄養素は異なります。予防や改善に必要な栄養素をたくさん含んだ一品を、毎日の食事にプラスしてみましょう。
メラニンの生成や活性酸素を抑える効果があるビタミンCを、多く含んだ野菜を摂ることが、美肌には大切です。さらにひじきなどに含まれる鉄分も酸素を全身にありますので、貧血やくすみが気になる人はしっかり摂るようにしましょう。
材料(2人分)
かぼちゃ・・・40g
さつまいも・・・40g
れんこん・・・30g
赤パプリカ・・・1/4個
ブロッコリー・・・1/4株
トマト・・・1/6個
A
酢・・・大さじ1
はちみつ(お好みで)・・・小さじ1
塩・・・少々
こしょう・・・少々
作り方
①いんげんは、塩(分量外)を入れた熱湯でゆで、1cm幅に切ります。
②ボウルにAの材料を入れよくまぜて、①とビーンズミックスを加えよく和えたら完成です。
このレシピで摂れる美肌栄養素
ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE
レーザー治療のアレコレQ&A
Q. レーザー治療にはどんなリスクがあって、費用はどのくらいかかりますか
A. ケロイド体質の人だけは若干注意が必要。1回3,000〜1万円くらいです。
アフターケアがきちんとできなかったり、レーザーをかけてすぐに日焼けしたりすると、シミが濃くなることがあります。ただし、通常ならば時間が経てばもとの色くらいには戻ります。ひどい火傷が残ることは、まずありませんが、ケロイド体質の人だけは若干注意が必要です。費用は1cmくらいまでのシミで3,000〜1万円くらいです。1回の照射でとれるシミと、2、3回の照射が必要なものがあります。
レーザー治療のアレコレQ&A
Q. レーザー治療に向いているシミとはどんなシミですか
A. 老人性色素斑など
輪郭がハッキリできてしまったような老人性色素斑(紫外線でできたシミ)などは、レーザー治療が適しています。その他の雀卵斑(ソバカス)や脂漏性角化症もレーザー向きになります。
VOL.222 老人性色素斑のケア
VOL.223 肝斑のケア
VOL.224 炎症性色素沈着のケア
VOL.225 脂漏性角化症のケア
VOL.226 雀卵斑(ソバカス)のケア
マシン系とは
レーザーやさまざまな光をなどを照射して肌を若返らせる機械(マシン)が急速に美容医療に導入されています。ここでは美容治療に使う機器をマシンと総称して、それらを用いた美容治療をマシン美容と呼称します。
マシン美容がもたらす効果
マシン美容は大きく分けると以下のようになります。
コラーゲンを増やす効果
熱を加えて皮膚を活性化することによって、コラーゲンを増やすタイプや、皮膚を熱変化させて(軽い火傷状態にして)、そこが修復されるときに(火傷が治るときに)コラーゲンを生み出すタイプがあり、毛穴や小ジワの改善をします。
皮膚や筋膜を熱で縮ませる効果
肉を焼くと縮みますが、その作用を利用してたるみを改善します。
シミを薄くする効果
メラニンに吸収される波長の光をあてて、シミを焼いていきます。
赤ら顔の改善
血液の赤い色(ヘモグロビン)に吸収される光をあてて、細かい血管を焼いて赤みを薄くします。
スキンレジュビネーション
レジュビネーションとは、「若返り」という意味ですが、明らかにシミやシワを消すのではなく、肌の質感を向上させることを美容医療ではこう呼ばれているようです。
作用の強いマシンは、シワを消すなどのハッキリとした効果を追求しますが、作用が弱めのマシンではレジュビネーションを目的として使われます。熱をかけることで肌を活性化させてくすみを取って肌色のトーンを上げたり、ツルッとなめらかな肌にするなどの効果を出すのが、スキンレジュビネーションになります。
レーザーフェイシャル、フォトフェイシャルなどの主な効果もこのレジュビネーションになります。
ピーリングとは、ピーリング剤という一種の酸を塗るり、古くなった角質を除去することでターンオーバーを高めたり、真皮のコラーゲンを増やし、肌全体の若返りを目指す治療になります。レーザーの効かないシミ(肝斑を含む)や毛穴の開き、ニキビ、ニキビ跡、初期の小ジワなどに有効です。
ピーリング剤には大きく分けてAHA(αヒドロキシ酸)とBHA(βハイドロキシ酸、サリチル酸)の2種類があります。AHAは皮膚表面の角質に作用するのに対して、脂溶性のBHAは毛穴に詰まった皮脂を溶かしながら毛穴の奥へ入り込むので毛穴の黒ずみやニキビ跡の凹凸にも効果があるほど強力です。しかも赤みなどの心配もなく、施術後数日経つと薄く皮がむけた状態になり、ゆるんだ毛穴も引き締まります。
日本ではAHAが主流ですが、終わったあとに数日間のカサつきが見られることがあります。BHAのほうがカサつきにくいため続けやすいようなので、どちらを使っているか事前に問い合わせてみましょう。
価格
1回約10,000円前後が目安になります。
治療期間・頻度
2~4週間に1回のペースで、5〜10回の治療になります。
安全性
施術後に多少赤くなったり、カサついたりすることがあります。
塗布・導入系美容治療とは
肌に何かを塗ったり、それを電気で導入したりする治療になります。美容治療の中では最も肌に穏やかな治療になります。即効性はありませんが、地道に続けることで大きな効果につながります。
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