専用ベースを活用してランクアップ
どことなく表情まで暗く見えてしまう目元のくすみは、アイメイクの落とし残しや色素沈着、血行不良などが主な原因です。このままではアイカラーの発色にも影響を及ぼします。
そんなときはアイベースというメイクアイテムを使います。動きが多く皮膚の薄い目元をカバーして、発色が良くなります。また、淡いピンクベージュ系のアイカラーをベースにするのも有効です。色の力を活用すると、透明感が高まります。
透明感のないまぶたに2スッテップ
アイベースで色のりアップ
ベースの厚みにムラが出るとヨレの原因になります。まず隠したい広さの6割相当に薄くのせて、広げましょう。
ピンクベージュで透明感アップ
くすみのカバーには淡いピンクベージュが適任です。アイホールにふわりと入れましょう。
朝晩の保湿を使い分ける
目元の乾燥は、目のまわりをくすませるだけでなく、アイカラーの発色にもかかわることです。そもそも目元は皮膚が薄く、とてもデリケートな部分です。そのうえ表情の変化やまばたきなどで酷使され、乾燥のしやすさはトップクラスといえます。
この特別な目元には専用のケアが必須ですが、もう一つ重要なことは適度なうるおいの補給です。まぶたには皮脂腺が少ないため、意識的なケアで補う必要があります。ただし、日中のメイクの邪魔をしないように朝晩の使い分けも大事になります。
24時間のうるおいアクション
夜のクリームでナイトケア
ノーメイクの睡眠時は、保湿成分をたっぷり補う濃厚クリームの集中ケアで、手厚く保護をしましょう。目尻からぐるりと円を描くようになじませましょう。
朝の美容液でデイケア
朝のメイク前は、浸透性が高く、油分のベタつきが残りにくい美容液が適任です。また、透明感を与えるホワイトニングケアなら、明るさも復活します。
頭皮の血流アップでつまりを流す
頭皮のかたさは、くすみにもかかわる大事なことです。頻繁にもみほぐすことで、透明感あふれる肌をとりもどしましょう。時間がなければ耳もみだけでも実践してみてください。
最初と最後に耳もみ
かたい耳まわりをほぐすことで、老廃物の排出はよりスムーズになります。耳をつまんで前後にぐるぐる耳をまわしを、各10回します。時間がないときはこれだけでもOKです。
まずひたいの滞りを流す
両手の中指と薬指をひたいの中央に4点置きしたら、2秒ツボおしします。少しずつ移動させながら2秒ずつおし、これを繰り返しながらこめかみまで移動します。
生え際をプッシュ
顔と頭皮の境目、髪の生え際もしっかりほぐしましょう。生え際にそって指の腹をあて、地肌を小さく回転させるようにマッサージします。
耳上から後頭部へ
指を開き、こめかみから老廃物を耳上に向けて流して、後頭部をぐるりと通ってえり足、鎖骨の順番に流していきます。最後にもう一度おこないます。
頭皮のコリもくすみを誘発
ハードな毎日が続いたり、あまり睡眠時間がとれなかったりした翌朝は、朝からすでに顔色がどんよりということもよくあります。
手っ取り早い対策としては、老廃物や血流の滞りを流すフェイスマッサージが知られています。しかし、もっと効果的なところが頭皮マッサージになります。
頭部の老廃物の排出口はワキのしたにあるのですが、その途中の重要なジャンクションが耳のすぐ下にある耳下腺です。この周囲の血流アップが、くすみを流すポイントになります。
透明感のスイッチを入れる朝の習慣
頭皮のコリはくすみを比例
顔同様、重力で下に引っ張られる下に引っ張られる頭皮は、皮膚もかたく老廃物がたまりがちです。とくに疲れ目の影響を受けやすい耳まわりは、血流も悪化しやすく、くすみに直結するので念入りにもみましょう。側頭部、耳の上あたりをマッサージします。
いつでも気づいたときに頭皮マッサージをする習慣をつけると、肌色もくすみにくくなります。
肌色表記に惑わされないで
自分に合うファンデーションの色をカウンターで選んでもらったのに色浮きしてしまう。実は、肌色の色作りに限っていえば、各ブランドごとに黄みや赤み、白さなど、わずかなトーンの差があります。
例えば、同じオークル01と表記されたファンデーションを比べても、全てが同じ色ではありません。また、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど、ブランド本国の場所によっても黄みは赤みには差があります。色番や色名は参考程度にしましょう。
実際に肌で試してみる
実際の肌色の表記には統一基準があるわけではないので、ブランドごとに基準としている肌色も異なります。肌色がいつも黄くすみしたり、白浮して見えるなら、違うブランドを試して1日過ごしてみましょう。
青ずんだクマは補色の効果を利用
シミやくすみのカバーは、重度に濃い色むらの場合、肌色のコンシーラーで隠そうとしても、かえってグレーに沈んでしまうケースがあります。
例えば、青くくすんだ重度のクマなどがこれにあたります。こんなときはオレンジ系コンシーラーの出番。青の補色(反対色)の関係にあるオレンジが、クマの影をやわらかに打ち消してくれます。仕上げに薄くパウダリーを重ねれば、よりパーフェクトな仕上がりになります。
色濃いクマはオレンジ系で相殺
下まぶたに点置きする
コンシーラーは色名にオレンジを意味する「OR」と書かれているものを選びます。クマの気になるところに均一につくように下まぶたのカーブにあわせて点置きします。
核から広げる
左右に指をスライドさせて点と点をつなげて核をつくります。この核を中心に上下になじませながらクマ全体をカバーします。キワまで塗り残しなく仕上げましょう。
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