「HAIR CARE AND MAKE UP」カテゴリーアーカイブ

VOL.288 目の下のメイク落ちが早い

メイク落ちは過剰が原因

午後になると気になるのが目の下のメイク落ちです。使うアイテムを色落ちしにくいウォータープルーフタイプに替えることでもかなり改善されます。それでも落ちる場合はさらにもう一つ。

そもそもパンダ目になる原因は、マスカラやアイラインの顔料が下まぶたとこすれて落ちるからです。この顔料のにじみを防ぐために、アイシャドウやパウダーで目の下をガードしたり、過剰についたアイライナーを取り除いたりしておきましょう。

摩擦にじみパンダ目を防ぐ

涙袋にパウダーをのせる

パンダ目の原因の一つは、目の下の油分です。まつ毛に触れやすい目の下の涙袋にはパウダーやパウダーアイカラーなどの粉をキワまでのせてガードしましょう。

アイライナーをオフ

まつ毛の根元にはアイライナーがたまりやすく、これもパンダ目の原因になります。2本の綿棒でまつ毛の根元をはさむように、過剰についている分をこすり取ります。

VOL.287 眉がすぐに消えてしまう

眉中は意外な皮脂のたまり場

眉が消えてしまう主な原因は油分です。油分とは主に乳液やファンデーションなどに含まれている油分と、ご自身の皮脂をさします。この油分をお出かけ前のメイク時に取り除くこと、油分を吸収させるために粉をはたいておくことが、落ちにくい眉づくりのポイントになります。

メイク時の油分カット

眉中の油分をぬぐう

眉の中には、保湿ケアやファンデーションの油分がたまりがちです。これが眉落ちの一因です。濡らした綿棒で毛の流れに逆らうように眉中を軽くこすります。

眉毛をフィックス

いつものように眉を描き、落ちやすいアイブロウを定着させるひと手間をプラスします。フェイスパウダーをパフに薄くなじませ、眉尻の上からそっとおさえます。

VOL.284 まぶたがくすんでメイクが映えない

専用ベースを活用してランクアップ

どことなく表情まで暗く見えてしまう目元のくすみは、アイメイクの落とし残しや色素沈着、血行不良などが主な原因です。このままではアイカラーの発色にも影響を及ぼします。

そんなときはアイベースというメイクアイテムを使います。動きが多く皮膚の薄い目元をカバーして、発色が良くなります。また、淡いピンクベージュ系のアイカラーをベースにするのも有効です。色の力を活用すると、透明感が高まります。

透明感のないまぶたに2スッテップ

アイベースで色のりアップ

ベースの厚みにムラが出るとヨレの原因になります。まず隠したい広さの6割相当に薄くのせて、広げましょう。

ピンクベージュで透明感アップ

くすみのカバーには淡いピンクベージュが適任です。アイホールにふわりと入れましょう。

VOL.283 目元のカサつきメイクがのらない

朝晩の保湿を使い分ける

目元の乾燥は、目のまわりをくすませるだけでなく、アイカラーの発色にもかかわることです。そもそも目元は皮膚が薄く、とてもデリケートな部分です。そのうえ表情の変化やまばたきなどで酷使され、乾燥のしやすさはトップクラスといえます。

この特別な目元には専用のケアが必須ですが、もう一つ重要なことは適度なうるおいの補給です。まぶたには皮脂腺が少ないため、意識的なケアで補う必要があります。ただし、日中のメイクの邪魔をしないように朝晩の使い分けも大事になります。

24時間のうるおいアクション

夜のクリームでナイトケア

ノーメイクの睡眠時は、保湿成分をたっぷり補う濃厚クリームの集中ケアで、手厚く保護をしましょう。目尻からぐるりと円を描くようになじませましょう。

朝の美容液でデイケア

朝のメイク前は、浸透性が高く、油分のベタつきが残りにくい美容液が適任です。また、透明感を与えるホワイトニングケアなら、明るさも復活します。

VOL.282 パウダーの厚塗り感が気になる

細部のみスポンジ仕上げ

カバー力で選ぶならパウダーファンデーションといわれるくらい粉付きのよさが際立っていました。技術が進化した今では、リキッドより素肌っぽく、薄づきに仕上がるアイテムも増えています。ただしつける量や塗り方によっては粉っぽさや厚塗り感が出ることもあります。

そんなテクニックの差を埋めたいなら、パウダリーのブラシを使うのがオススメです。ブラシなら力の加減をしなくても、薄く均一につけることが可能です。細部はブラシの先端を使って仕上げましょう。

ブラシづけで素肌っぽく仕上がる

手の甲で調整してから肌へ

ファンデーションの上でフェイスブラシをひと回しします。手の甲で軽く粉の含み加減を調整します。

広い面から順に

ファンデーションを塗る順番は、基本的にはまず頬の広い面、ひたい、鼻すじ、小鼻、あごの順に内側から外側にのせていきます。細部はブラシの先端を使うとキレイに仕上がります。

VOL.281 BBクリームがヨレて仕上がりが悪い

油分と厚みのコントロール

手軽なメイクアイテムとして幅広い世代が愛用されているのがBBクリームです。もともとは肌の傷や欠点をカバーする軟膏クリームでしたが、今では保湿や下地、UVケア、ファンデーション、コンシーラーのすべてを担うアイテムとして重宝されています。

さまざまな役割をかねそなえている分、油分の配合量も多く、ヨレが気になるという声も聞きます。ここではBBクリームを上手に使いこなす秘伝を伝授します。いちばんのコツは、一般的なファンデーションよりも少量で仕上げることです。これで、春夏の肌にも快適な仕上がりになります。

少量&減厚塗りでヨレくずれ回避

1/3の量を使う

保湿やコンシーラーも兼ねたBBクリームは油分が多く、カバー力も高めです。いつものファンデーションの1/3量で十分です。

自然な減厚塗りをする

国庫からは通常のリキッドファンデーションと同じです。中指で頬の面にのばし、薬指で輪郭へ向けて自然に薄くなるようになじませます。

油分をスポンジオフする

指でのばしたすじのムラをならすように、スポンジで肌を軽くたたきます。これで余分な油分もとれて、密着感も増します。