「ツボ・マッサージ」カテゴリーアーカイブ

VOL.285 まぶたのたるみが気になる

指圧刺激で目元を活性化

疲れ目のせいか、睡眠不足のせいか、目元がはっきり開かないとき、目のまわりでは、血流の悪化や表情筋のコリなどが起こっていることがあります。気がついたときはサッとできる目元活性指圧が有効です。

目のまわりには細かい毛細血管がたくさん走ってます。この血管を瞬間的にせき止めて離すと、ポンプのように血液が流れて、代謝が活性化します。

瞳もたるみもツボ押しでスッキリ

目の上の骨を押しあげる

はじめに眉頭下のくぼみに親指をあてて、骨をゆっくり押しあげます。3秒押してはなす、を3回づつおこないます。

表情筋を刺激

続いて眉下に人さし指をあて、眉全体をグッと押しあげます。3秒指圧、を3回おこないます。

仕上げのプレス

仕上げに、目のまわりを指の腹で軽くプレスして血行をうながし、指圧完了です。重たいまぶたもスッキリします。

VOL.280 朝起きたら肌がくすんでいる②

頭皮の血流アップでつまりを流す

頭皮のかたさは、くすみにもかかわる大事なことです。頻繁にもみほぐすことで、透明感あふれる肌をとりもどしましょう。時間がなければ耳もみだけでも実践してみてください。

最初と最後に耳もみ

かたい耳まわりをほぐすことで、老廃物の排出はよりスムーズになります。耳をつまんで前後にぐるぐる耳をまわしを、各10回します。時間がないときはこれだけでもOKです。

まずひたいの滞りを流す

両手の中指と薬指をひたいの中央に4点置きしたら、2秒ツボおしします。少しずつ移動させながら2秒ずつおし、これを繰り返しながらこめかみまで移動します。

生え際をプッシュ

顔と頭皮の境目、髪の生え際もしっかりほぐしましょう。生え際にそって指の腹をあて、地肌を小さく回転させるようにマッサージします。

耳上から後頭部へ

指を開き、こめかみから老廃物を耳上に向けて流して、後頭部をぐるりと通ってえり足、鎖骨の順番に流していきます。最後にもう一度おこないます。

VOL.279 朝起きたら肌がくすんでいる①

頭皮のコリもくすみを誘発

ハードな毎日が続いたり、あまり睡眠時間がとれなかったりした翌朝は、朝からすでに顔色がどんよりということもよくあります。

手っ取り早い対策としては、老廃物や血流の滞りを流すフェイスマッサージが知られています。しかし、もっと効果的なところが頭皮マッサージになります。

頭部の老廃物の排出口はワキのしたにあるのですが、その途中の重要なジャンクションが耳のすぐ下にある耳下腺です。この周囲の血流アップが、くすみを流すポイントになります。

透明感のスイッチを入れる朝の習慣

頭皮のコリはくすみを比例

顔同様、重力で下に引っ張られる下に引っ張られる頭皮は、皮膚もかたく老廃物がたまりがちです。とくに疲れ目の影響を受けやすい耳まわりは、血流も悪化しやすく、くすみに直結するので念入りにもみましょう。側頭部、耳の上あたりをマッサージします。

いつでも気づいたときに頭皮マッサージをする習慣をつけると、肌色もくすみにくくなります。

VOL.277 夕方のほうれい線が気になる

顔色も頬の締まりも戻る

簡単マッサージ

1日の疲れもピークに近づく夕方の終業時刻まぎわ。顔の頬のたるみもピークを迎えます。じつは、1日という短いサイクルの中でも肌の疲弊が起こっています。朝より夕方の方がわずかに頬の位置も下がるといわれています。こんなとき道具も手を使わずに、ソフトに頬を刺激できる簡易マッサージがあります。

それが舌を使った「舌リフト」です。
舌先で頬を押し出したり頬をぷーっとふくらませたりすることで血行がよくなって、表情に緊張感が戻り、ほうれい線も目立たなくなります。習慣にすると頬もたるみにくくなります。

舌リフトでほうれい線を撃退

頬の筋肉を強化する

片頬の筋肉をゆっくりふくらませ、戻します。左右交互に5回ずつおこないます。

口元の筋肉を緊張させる

次に口をパンパンにふくらませ、そのまま唇に力を入れてすぼめ、5秒間キープします。

舌でシワをおし戻す

ほうれい線の真裏から舌先で、グッとシワの溝をおし戻すようになぞりあげます。

VOL.274 髪と頭皮を育む生活習慣

健やかな髪にも生活習慣が大切

加齢とともに髪が細くなったり、薄くなったりすることがありますが、主な原因はホルモンバランスの変化になります。

女性ホルモンは、髪を豊にする作用がありますが、それが減ると髪のボリュームが減ったり、細くなったりします。とくに更年期ごろになるとその傾向が強く表れます。

加齢以外に髪が薄くなる原因としては、髪の栄養不足があげられます。食生活の乱れや睡眠不足、血行不良、ストレスなどの原因で、髪に栄養が行き届かなくなると、髪は細くなり切れやすくなります。生活全般を見直して睡眠や栄養を充分に摂り、ホルモンバランスを整えることが重要になります。

また、頭皮マッサージやブラッシングなどで頭皮の血行を促進するのも有効になります。更年期ごろから始まる薄毛は、壮年性脱毛と呼ばれて「ミノキシジル」という育毛剤の有効性が確認されています。

血行を促し地肌を育む頭皮マッサージ

指の腹で頭皮をマッサージ

シャンプー時やお風呂上がりに、止めを立てずに5本指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージしましょう。頭皮がやわらかくなって血行が良くなります。

頭皮をゆっくり刺激する

髪を根元から持ち上げて、髪を引っぱるようにしてゆっくりと頭皮を動かします。強く引っぱりすぎないように注意しましょう。

VOL.273 手のエイジレスケア

UV ケア、保湿で手のうるおいを保つ

手のエイジングケアはUVケアが重要ですが、日焼け止めだけでは充分ではありませんので、UV手袋なども使用しましょう。手は皮膚が厚いので顔に比べると、シミができ始める年齢は遅くなします。しかし一度できてしまうと取れにくい部分でもあります。

また、台所洗剤は手あれの原因になりますので、ゴム手袋などで手を保護するようにしましょう。手あれ対策にはハンドクリームが必要になります。

ハンドクリームは尿素配合のものが有効ですが、すでにあれている人が使うと傷口にしみることがありますので、尿素以外の中から選ぶようにしましょう。ハンドクリームの選び方ひとつで、手あれの治り方は全く異なってきます。

血行をよくするハンドマッサージ

指を揉みほぐす

手のひらにクリームをなじませ、一本ずつ指のつけ根から指先へ向かって、ていねいに揉みほぐします。

指と指の間を揉みほぐす

指の間にもクリームをなじませ、少し強めに押しながらマッサージします。

ツボを押し、手のひらを揉みほぐす

親指のつけ根にあるツボ「合谷(ごうこく)」は、手の甲にある親指と人差し指の股の部分にあります。「合谷」を押したあと手のひら全体を揉みほぐします。