健やかな髪にも生活習慣が大切
加齢とともに髪が細くなったり、薄くなったりすることがありますが、主な原因はホルモンバランスの変化になります。
女性ホルモンは、髪を豊にする作用がありますが、それが減ると髪のボリュームが減ったり、細くなったりします。とくに更年期ごろになるとその傾向が強く表れます。
加齢以外に髪が薄くなる原因としては、髪の栄養不足があげられます。食生活の乱れや睡眠不足、血行不良、ストレスなどの原因で、髪に栄養が行き届かなくなると、髪は細くなり切れやすくなります。生活全般を見直して睡眠や栄養を充分に摂り、ホルモンバランスを整えることが重要になります。
また、頭皮マッサージやブラッシングなどで頭皮の血行を促進するのも有効になります。更年期ごろから始まる薄毛は、壮年性脱毛と呼ばれて「ミノキシジル」という育毛剤の有効性が確認されています。
血行を促し地肌を育む頭皮マッサージ
指の腹で頭皮をマッサージ
シャンプー時やお風呂上がりに、止めを立てずに5本指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージしましょう。頭皮がやわらかくなって血行が良くなります。
頭皮をゆっくり刺激する
髪を根元から持ち上げて、髪を引っぱるようにしてゆっくりと頭皮を動かします。強く引っぱりすぎないように注意しましょう。