良質の脂質
EPA・DHA
食材名 / 1食分(g) / EPA/DHA 含有量(mg)
サンマ 80 1200/1760
ブリ 80 752/1360
真イワシ 80 624/ 696
真サバ 80 552/ 776
真アジ 80 240/ 456
ベニザケ 80 216/ 364
カツオ(春獲り) 80 32/ 96
クロマグロ 80 21/ 96
α-リノレン酸
食材名 / 1食分 / 含有量(mg)
えごま油 大さじ1(12g) 6960
アマニ油 大さじ1(12g) 6840
記憶力の低下
記憶を司る海馬の働きが低下
うつやイライラといった精神神経症も更年期の不調のひとつですが、それと同時に「もの忘れ」が起こりやすいことも分かってきました。エストロゲンは脳に作用する働きがあり、中でも記憶や学習を司る「海馬」や、恐怖や不安などの感情をコントロールする「扁桃体」などに影響を与えています。
更年期にエストロゲンが減少すると、海馬で合成される神経伝達物質が減少してしまい、記憶力や認知機能が低下します。エストロゲンは海馬の神経細胞を保護する働きがあるので、減少することで記憶力に影響すると考えられています。
もの忘れが多くなって困るのが、約束や予定をすっぽかしてしまうことです。対策として、カレンダーなどに目立つように書いておき、常にチェックする習慣をつけるようにしましょう。
また、脳の機能低下は、頭を使うことである程度食い止められます。例えば、人の名前などが思い出せないときに、すぐに人に聞いたり調べたりすると、頭を使ったことになりません。どんな漢字が使われているか、その人の名前から浮かんでくるイメージなど、周辺情報の記憶をたどりながら、思い出す努力をしましょう。その過程で脳のさまざまな機能が使われ、機能が維持されます。
おすすめ食材と食べ方
良質な脂質、ビタミン類、ミネラル類
脳の血流をよくする栄養素で、脳の若さを保ちましょう。DHA、EPAなどの良質の脂質を含む青魚やびたみんB群、ビタミンA、E、亜鉛など積極的に摂りましょう。
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