「スタイリング剤」カテゴリーアーカイブ

VOL.244 スタイリング剤の効果的なつけ方

固形ワックスや泡状のムースなど、スタイリング剤の形状はさまざまです。それなのに、どれでも同じつけ方をしていませんか?それぞれの特性にあったつけ方をすることは、仕上がりの完成度を高める重要ポイントです。簡単なので、しっかりマスターしましょう。

オイル、クリーム

手ぐしでとかす
髪の内側と外側、両方から手ぐしでとかします。根元につけるとボリュームがダウンします。

ワックス、ジェル

カールをおし戻す感じ
セットしたカールをくずさないように、優しくおし戻す感じでもみ込みます。

ムース

持ち上げるようにしてもみ込むカールを
カールを持ち上げるようにして塗布。そのあと、もみ込みながらドライヤーで乾かします。

ワンポイント

スタイリング剤は手のひらだけでなく、指のあいだまでしっかりのばしましょう

スプレー

毛先をふわっと持ち上げて
髪の内側まで行きわたるように、毛先を持ち上げてスプレーをします。ふんわりと仕上がります。

ワンポイント

髪とスプレーの距離が近すぎると、ボテッとついてしまいます。20 cm以上離して噴射しましょう。

VOL.243 スタイリング剤の種類と仕上げ

ワックス

髪をかためず動きのあるカールをキープ
テクスチャーがやわらかめのものは束感とツヤ重視です。かたいものほど動きが出しやすく、セット力も強固になります。

ムース

パーマヘアの仕込みに
ウエーブやカールの再現性が高く、動きやうねりを出したいときに使います。ウエーブの強いヘアスタイル向きです。

ジェル

濡れたようなツヤのある仕上がりに
ウェット感のある仕上がりが特徴です。濡れた髪へのなじみもよく、乾いたあともつけたてのウェーブをキープする。

クリーム

ナチュラルなスタイル向き
セット力は弱めで、ツヤのあるやわらかな髪に仕上がります。ベタつきがなく、保護、補修機能を備えたものが多い。

オイル

髪をしっとり落ち着かせる
髪に均一にのび広がり、ツヤを出す効果があります。ウェット、ドライどちらでも使えます。コンディショニング効果もあります。

スプレー

セット後の仕上げに使用
主にツヤ出しやスタイルキープのために使用します。霧状だから軽く、ムラなく広がり、エアリー感を出すのも得意です。

VOL.242 スタイリング剤の使い分け

選ぶポイントはセット力の強弱と質感の重軽

髪型がうまく決まらないときの原因は、ブローやセットの腕ではなく、スタイリング剤やそのつけ方にあるのかもしれません。

たとえば、ふんわりエアリーなウエーブヘアに仕上げたいのに、髪を落ち着かせるオイルを使っていたのでは、思いどおりのスタイリングはできません。

ウエーブやカールをしっかり出したいなら、ムースがジェルを使いましょう。ボリュームをおさえてしっとりさせたいときは、オイルかクリームを、自然な動きを出すにはワックス、仕上げにスプレーと覚えておけば間違いないでしょう。