「ポリフェノール」カテゴリーアーカイブ

VOL.482 サーモンのホットサラダ

温野菜と焼いたサケのサラダは食べ応え充分な一品

材料(2人分)

生ザケ(切り身)・・・2切れ
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々

じゃがいも・・・1個
サニーレタス・・・4枚
チンゲン菜・・・1株
油・・・大さじ1

A
バルサミコ酢・・・大さじ2/3
油・・・大さじ1/2
しょうゆ・・・大さじ1/2
こしょう・・・少々
砂糖・・・少々
しょうがのすりおろし・・・小さじ1

作り方

①サケは食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふります。じゃがいもは皮をむいて1cmの厚さに切り、ラップで包んで電子レンジで加熱します。

②サニーレタスは手でちぎって、チンゲン菜は葉を一枚ずつはがして食べやすい大きさに切ります。

③フライパンに半量の油を熱し、サケ、じゃがいもを焼きます。両面焼いて中まで火が通ったら一度取り出し、残りの油を入れてチンゲン菜を強火で炒めます。サケとじゃがいもを戻し入れてAで和えます。

④火を止めて、サニーレタスを合わせて手早く混ぜ、器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・食物繊維

VOL.481 サケのハーブくるみ焼き

良質な油を含むくるみパン粉が香ばしい一品

材料(2人分)

生ザケ(切り身)・・・2切れ
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々

A
くるみ・・・20g
パン粉・・・大さじ2
ニンニク・・・1/4片
オリーブ油・・・大さじ1/2
塩・・・少々

ブロッコリー・・・50g
赤パプリカ・・・1/4個
黄パプリカ・・・1/4個
タイム・・・適量
セージ・・・適量
オリーブ油・・・小さじ1
塩・・・少々

作り方

①サケは塩、こしょうをふって下味をつけます。

②Aのニンニクはみじん切りにします。くるみはから煎りしてから粗く刻みます。その他のAと混ぜ合わせます。

③ブロッコリーは小房に分けて、パプリカはそれぞれ食べやすい大きさに切ります。

④天パンにオーブンシートを敷いて、①、③をのせてサケの上に②、タイム、セージをのせます。野菜にオリーブ油、塩をふります。

⑤200℃に温めたオーブンで、④を20分焼きます。途中野菜に火が通ったら先に取り出し、焼き上がったサケとともに器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・食物繊維

VOL.479 サーモンのチャウダー

これだけでおなかも栄養も満たされる一品

材料(2人分)

生ザケ(切り身)・・・小2切れ
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々

玉ねぎ・・・1/2個
じゃがいも・・・1個
にんじん・・・1/4本
ブロッコリー・・・1/4個
コーン(ホール缶)・・・50g
油・・・大さじ1/2

A
水・・・1カップ
スープの素・・・小さじ1/2

塩・・・少々
こしょう・・・少々
牛乳・・・1カップ

B
溶かしバター・・・大さじ1
小麦粉・・・大さじ1

作り方

①サケは一口大に切り、塩、こしょうをふります。玉ねぎはくし形切りを横半分に切り、じゃがいも、にんじんは1cm角に切ります。じゃがいもは水につけ、アクをとります。ブロッコリーは小房に分けて、塩(分量外)を加えた熱湯でゆでて、冷水にとって冷まします。

②鍋にサラダ油を熱して、サケを加えて火を通し、両面に焼き色をつけたら一度取り出します。玉ねぎ、じゃがいもを炒め、Aを加えます。煮たったら弱火にしてにんじん、コーンを加えて、野菜が柔らかくなるまで煮ます。

③牛乳を加えて、煮立ちかけたらサケを加え、塩、こしょうで味を調えます。

④混ぜ合わせたBを加えてとろみをつけ、ブロッコリーを加えて、一煮立ちしたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・食物繊維

VOL.478 サケ〜老化防止のポリフェノール

サーモンピンクの色素は老化防止に役立つポリフェノール

【主な栄養素】

アスタキサンチン

 魚介類に多い赤い色素で、ポリフェノールの一種。抗酸化作用が強く、老化防止などに役立ちます。加熱しても赤いのがこの色素の特徴です。

タンパク質

筋肉や皮膚、髪などはすべてタンパク質からできています。
タンパク質は炭水化物・脂質とあわせて三大栄養素と呼ばれています。人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなくエネルギー源にもなっている必要な栄養素です。主にアミノ酸によって構成されています。

アミノ酸や、アミノ酸がつながったペプチドに分解されて体に取り込まれたあと、必要なタンパク質へと再形成されます。

自然には多くのアミノ酸が存在していますが、体の材料となりうるアミノ酸は、このうちの20種類です。これら20種類のアミノ酸がそれぞれの目的にあわせて数十~数百個以上結合し、約10万種類のタンパク質に形を変えます。

筋肉や肌、髪が同じタンパク質からできているのに形が異なるのは、このようなアミノ酸の組み合わせによるものです。

また、20種類のアミノ酸のうち9種類は体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。これを必須アミノ酸、それ以外の11種類を非必須アミノ酸と呼びます。

動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い
最大の違いは必須アミノ酸のバランスにあります。

動物性タンパク質は多くのものが9種類の必須アミノ酸を含んでいますが、一部の植物性タンパク質は不足しているものがあります。アミノ酸全体の働きは不足している必須アミノ酸のレベルにあわせて制限されてしまうので、タンパク質を摂っているつもりでも足りていなかった、となってしまうことがあります(アミノ酸の桶の理論)。また、体内の吸収率も動物性タンパク質97%に対して、植物性タンパク質は84%となっています。

タンパク質が不足すると
体を作る材料が減ってしまうので、筋肉量の減少や、肌や髪のトラブル、集中力・思考力が下がってしまうことがあります。またタンパク質には保温効果があるため、不足すると体が冷えやすくなる可能性もあります。

逆に過剰摂取は体に大きな負担をかけることがあります。動物性タンパク質を意識するあまり、脂質も多く摂ってしまいカロリーオーバーや肥満を招く可能性も考えられます。

他にも、腸内環境の乱れや肝臓・腎臓にかかる負担からの内臓疲労も高まる可能性があります。

ビタミンB群

ビタミンB1は糖質を燃やしてダイエット時に役立ちます。ビタミンB2は肌荒れを改善し、ビタミンB6は月経痛やつわりの緩和に役立つ、女性の強い味方。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□肌トラブル
□アンチエイジング
□不眠
□生理不順
□貧血

【選び方・保存のコツ】

皮が銀色に輝き、身の白い脂肪の筋がはっきりしているものが新鮮で、ピンク色が濃く、筋が平行に入っていると美味しいです。断面がだれていたり、腹の部分が黄色くなっているものはNG。

切り身は1切れづつラップに包み、冷蔵庫で2〜3日、冷凍庫で1ヵ月ほど保存が可能です。焼いてほぐしてからでも可。

【美味しい旬は】

9月〜11月

サケで摂れる美肌栄養素

ビタミンE・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン

VOL.448 プルーン〜手軽な美肌おやつ④

貧血予防におすすめで鉄を補充して血色のいい肌に

ドライフルーツの中でも、鉄の含有量が高いのが特徴です。他にもカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。βカロテンやポリフェノールも美肌にとって大切な栄養素です。

【主な栄養素】

ビタミンE

「若返りのビタミン」言われる、強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、体内の脂質の酸化を防ぎます。また、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、LDL(悪玉)コレステロールの減少、細胞膜を健全に保つなどの働きがあり、加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立ちます。

ビタミンEは、紫外線や外的刺激から肌を守り、適度な潤いを保つために必要な「バリア機能」を安定させます。また、ビタミンEには血行促進作用があり、皮膚の新陳代謝を高め、メラニンの排出を促します。シミ・ソバカスが気になる方も積極的にとりたい美肌栄養素です。

脂溶性ビタミンであるビタミンEは、生で食べるよりも炒めものなど、油脂と一緒に摂取する方が吸収率が高くなります。酸化しやすい性質があるため、鮮度の良いうちに食べた方がいいでしょう。ビタミンC、βカロテン、ビタミンB2、セレンと一緒に摂ることで抗酸化力アップにつながります。

さまざまな食品から摂取できるため欠乏症は起こりにくいと考えられていますが、「欠乏した場合」、溶血性貧血、不妊症、眼の障害、筋力低下、神経障害などが起きる可能性があります。血行も悪くなり、冷え性や頭痛、肩こりなどを起こしやすくなります。また、血液中のコレステロールも酸化しやすくなるため、これが血管壁に入り込んで溜まり動脈硬化の原因につながります。

また、体内に蓄積されにくい特性を持っているため、通常の食生活では過剰の心配はありませんが、アンチエイジングを謳ったサプリメントや健康食品等で、「長期の過剰摂取」により軽度の肝障害のリスクがあるため、目安量の摂取を心がけましょう。

葉酸

「女性の栄養素」とも呼ばれている葉酸は、水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に分類されます。ほうれん草の抽出物から発見されたため葉酸と名付けられました。植物の葉に多く含まれ、黄色結晶で光や熱に不安定な物質です。

葉酸は血液を作る上で重要な役割を果たす栄養素の一つで、ビタミンB12と共に赤血球の生産を助けるビタミンです。貧血予防に必要な栄養素として知られています。

また、代謝に関与しており、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要なビタミンです。

DNAは私たちの体を作り正常に機能させるための設計図のもととなる物質です。DNAやたんぱく質の合成がうまくいかないと、うまく体を作り機能させることができません。

「胎児の正常な発育に重要な栄養素」である葉酸は、母親の胎内で胎児の脳や神経管、心臓などの体の重要な部分が形成される妊娠初期に特に多く必要とされ、不足すると子どもに先天性の神経管閉鎖障害などの異常が生じる可能性が高くなることが分かっています。

また近年では、動脈硬化のリスク因子である「血清ホモシステイン」という物質が血液中に増えるのを抑えるはたらきがあることでも注目されています。

カリウム

体液のバランスを整えるのに不可欠なミネラルです。

カリウムは、細胞の浸透圧を維持しているナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち、血圧の調整したりして、常に一定したよい体内の状態(恒常性)を維持することに役立っています。

ナトリウムはとり過ぎると高血圧の一因になりますが、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。ナトリウムを体外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。

また、カリウムが不足すると脱力感、食欲不振、筋無力症、精神障害、不整脈、むくみ、などの症状がみられることがあります。近年では、カリウムの摂取量を増やすことによって脳卒中の予防や骨密度の増加につながることもわかっています。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□便秘
□肌トラブル
□不眠
□貧血

プルーンで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB6・葉酸・カリウム・食物繊維

VOL.444 りんごと白菜の和風サラダ

シャキシャキ食感を楽しむ低カロリーサラダ

材料(2人分)

りんご・・・1/4個
白菜・・・150g
ささ身・・・1本
 塩・・・少々
 酒・・・大さじ1

糸みつば・・・1/5袋

A
酢・・・大さじ1
油・・・小さじ2
しょうゆ・・・大さじ1/2
塩・・・少々
砂糖・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々

作り方

①りんごは芯をとり、皮付きのまま千切りにし、塩水(分量外)につけて水気を切ります。

②白菜は千切りにし、水につけてパリッとさせてから水気を切ります。糸みつばは1cmの長さに切ります。

③ささ身は筋をとって鍋に入れ、塩、酒をふり、酒蒸しにします。粗熱がとれたら手で細かくさきます。

④①、②、③をAで和えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・リン・食物繊維