「BODY CARE」カテゴリーアーカイブ

VOL.273 手のエイジレスケア

UV ケア、保湿で手のうるおいを保つ

手のエイジングケアはUVケアが重要ですが、日焼け止めだけでは充分ではありませんので、UV手袋なども使用しましょう。手は皮膚が厚いので顔に比べると、シミができ始める年齢は遅くなします。しかし一度できてしまうと取れにくい部分でもあります。

また、台所洗剤は手あれの原因になりますので、ゴム手袋などで手を保護するようにしましょう。手あれ対策にはハンドクリームが必要になります。

ハンドクリームは尿素配合のものが有効ですが、すでにあれている人が使うと傷口にしみることがありますので、尿素以外の中から選ぶようにしましょう。ハンドクリームの選び方ひとつで、手あれの治り方は全く異なってきます。

血行をよくするハンドマッサージ

指を揉みほぐす

手のひらにクリームをなじませ、一本ずつ指のつけ根から指先へ向かって、ていねいに揉みほぐします。

指と指の間を揉みほぐす

指の間にもクリームをなじませ、少し強めに押しながらマッサージします。

ツボを押し、手のひらを揉みほぐす

親指のつけ根にあるツボ「合谷(ごうこく)」は、手の甲にある親指と人差し指の股の部分にあります。「合谷」を押したあと手のひら全体を揉みほぐします。

VOL.272 唇のエイジレスケア

ワセリンやラノリン配合クリームでパック

唇は皮膚と粘膜の中間で、皮脂の分泌がほとんどありません。角層が薄くてはがれやすい部分です。皮をむしったり、なめたりすると乾燥しやすくなるので、やめるようにしましょう。

乾いた唇を即効ケアする方法は、ワセリンとハチミツを1対1の割合で混ぜた唇パックです。唇に塗ったら、空気穴を開けたラップでおおい、3分ほどおいてからはがします。

皮脂に最も近い脂である「ラノリン」配合のクリームも、唇のケアには効果的です。

VOL.271 背中のエイジレスケア

ニキビ跡の赤みやシミはピーリングでケア

背中は皮脂が多いので、ニキビができやすい部位になります。ニキビができてしまったら、入浴時では、ナイロンタオルやボディーブラシ、ボディーシャンプーなど肌への強い刺激になるものを避けて、固形石けんと綿タオルで洗うようにしましょう。インナーは綿素材で、肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。そして食生活を整えることや睡眠時間の確保も大切になります。

ニキビ跡の赤みやシミにはピーリングとビタミンC誘導体配合の化粧品が効果的です。背中は皮膚が厚いので、ピーリングを週2〜3回行うのも有効です。

VOL.270 バスト・デコルテのエイジレスケア

バストはサイズの合った下着

乳腺はクーパー靭帯という繊維状の組織が支えることで、形を維持しています。しかし加齢やくり返し与えられる振動などで、しだいに靭帯が伸びてしまうことでバストが下がってしまいます。このクーパー靭帯を伸ばさないように気をつけることが大切なので、普段から胸のサイズに合った補正力のあるブラジャーをつけて、若々しいバストラインを守りましょう。

ノーブラで歩くことは、クーパー靭帯に負荷がかかり、バストが下垂する原因にもなります。スポーツの時もスポーツ用ブラなどを正しく使いましょう。また急激なダイエットはエストロゲンを減少させ、バストダウンをさせますので注意しましょう。

デコルテはUVケア

デコルテは、衣類の上から知らないうちに日焼けしていることが多いものです。日焼け止め化粧品を塗るだけでは不十分なので、ストールなどでのUV対策が大切になります。

さらに、ビタミンC誘導体配合の化粧水でのケアも有効です。ビタミンC誘導体は抗酸化作用があり、シミやニキビを防ぎます。同時にコラーゲンを増やす働きで、肌のシワやたるみを予防してハリを与える効果も期待できます。レチノール配合の化粧品もコラーゲンの量を増やす作用がありますのでおすすめします。

デコルテとは

首筋から肩周りにかけてと胸元の部分をトータルで「デコルテ」と呼ばれています。

VOL.269 正しい姿勢とツボ押しでシワ予防

首にシワをまねく姿勢を改善

猫背でだらんとした姿勢をしていると、首の筋肉がたるみ、シワができやすくなります。胸を張って背筋を伸ばして、普段から緊張感のある良い姿勢を心がけましょう。

首元の血行を促すツボ押しでシワ予防

首のシワに有効なのが「天窓(てんそう)」というツボ押しです。耳の下にある首の太い筋肉の後ろ側で、アゴをあげたときの喉ぼとけと同じ高さの部位にツボがあります。このツボ押しの刺激で血液の循環がよくなると、コリがほぐれて肌にもいい影響があります。

ツボ押し3箇条

・洗顔後のスキンケアのあとに行う

・3秒押して、パッと離すのが1セット

・1日3〜5セット行う

VOL.268 首元のハリを保つエイジレスケア

紫外線対策とコラーゲンケア

首の皮膚の下には頚椎(けいつい)という骨や軟骨、甲状腺などがあって、その凹凸に沿って皮膚にシワができるため、骨格的にどうしてもシワができやすい人もいます。また、やせ型の人には縦ジワが、ぽっちゃり型の人には横ジワができる傾向があります。

首も顔と同じように、紫外線の影響でシミやシワができます。首はあまりファンデーションを塗らないために、顔よりも紫外線の影響を受けやすい部分です。

首のエイジングケアの基本は、顔と同様に紫外線対策とレチノール、ビタミンC誘導体などで、肌のコラーゲンを増やすケアになります。とくに首用のものでなくても、普段から使っている顔用のもので大丈夫です。引き上げるマッサージなどをする人もいますが、こすったり引っぱったりするとコラーゲンを傷めて逆効果になりますので注意しましょう。

首にフェンデーションやフェイスパウダー(粉おしろい)をつけることは難しく、服についてしまう恐れがありますので、ストールを巻くなどのUV対策をしましょう。