VOL.398 辛み納豆ドレッシングのチョレギサラダ

シャキシャキねぎと春菊の美容サラダ

材料(2人分)

長ねぎ・・・1本
春菊・・・1/2袋
わかめ(もどして)・・・30g
包菜(サンチェ)・・・6枚
鶏ささ身・・・2本
 塩・・・少々
 酒・・・大さじ1

ひきわり納豆・・・1パック

A
酢・・・大さじ1
油・・・大さじ½
ごま油・・・大さじ1/2
しょうゆ・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1/2
豆板醤・・・小さじ1/2

作り方

①長ねぎは千切りにし、春菊は葉先を手でちぎって、それぞれ水にさらしてパリッとさせ、水気をきります。わかめは食べやすい長さに切り、包み菜は手でちぎります。

②ささ身は筋をとって塩と酒をふり、ラップをして電子レンジで1分30秒〜2分加熱し、中まで火を通します。粗熱がとれたら手でさきます。

③納豆はAと混ぜ合わせます。

④①、②を混ぜ合わせて③で和え、器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維

VOL.397 長ねぎ〜血行促進

βカロテンをたっぷり含んだ美容ビタミン豊富な野菜

【主な栄養素】

硫化アリル

ネギ類やにんにくなど、主にユリ科の植物に含まれる香り成分であるアリシンが含まれています。アリシンは硫化アリルの一種です。

アリシンは体内で胃の消化液の分泌を活発にし、食欲を増進させたり、ビタミンB₁の吸収を高めたりするなどの働きをしています。そのため、ビタミンB₁を多く含む豚肉や大豆などと一緒に食べると良いといわれています。

またアリシンは水溶性の成分のため水にさらすと溶け出し、さらに加熱に弱い性質を持つため調理の際は注意が必要です。たまねぎに含まれているアリシンは、水にさらす時間を短くし、そのまま生で食べることが良いとされています。切ったたまねぎは15分ほど空気に触れさせてから調理すると、加熱してもアリシンが壊れにくくなるといわれています。

動脈硬化を予防する効果​
たまねぎに含まれているアリシンには血液をサラサラにする効果に加え、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす働きがあります。コレステロールの増加を抑えて血液の凝固を遅らせるため、動脈硬化予防や血流を改善する効果が期待できます。

疲労回復効果
たまねぎに含まれているアリシンには、疲労回復効果があるといわれています。

アリシンはビタミンB1と結合するとアリチアミンに変換されます。変換されることによって、長く血液中に留まることが可能になり、長時間に渡って疲労回復のために利用されます。

また、アリシンにはビタミンB1の吸収を高める働きもあります。ビタミンB1は食事から摂った糖質をエネルギーに変えるために必要とされる栄養素です。糖質をエネルギーに変える力が低下してしまうと、疲労物質である乳酸が溜りやすくなり、疲労を感じるようになります。

ビタミンC

抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメの栄養素。

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。

多くの哺乳動物では、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人やモルモットなどの一部の動物は、合成に必要な酵素がなくビタミンCを合成できないため、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物になります。毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあり、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

最近ではビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

ビタミンCが不足すると、コラーゲンが生成されないため、血管がもろくなり出血を起こします。これが壊血病(かいけつびょう)です。壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。

ビタミンCは、果実類、野菜類、いも及びでん粉類、し好飲料類に多く含まれています。また、ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されますが、じゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。

βカロテン

β-カロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素です。体内では必要量に応じてビタミンAに変換され、ビタミンAとしても効果を発揮します。

抗酸化作用が強いのでアンチエイジングにオススメ。タンパク質と結合してコラーゲンを生成したり、メラニンの生成を抑制する美白効果もあります。

人体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要不可欠な成分です。

夜盲症の予防・改善効果
β-カロテンからつくられるビタミンAは、視力を正常に保つ役目も担っており、特に夜盲症の予防や視力低下の抑制などが知られています。

黄斑変性症を予防する効果
β-カロテンの持つ抗酸化作用は、黄斑変性症を予防する効果につながっています。β-カロテンは、抗酸化作用を持つほかのビタミン(ビタミンC、ビタミンEなど)や亜鉛などと一緒に経口摂取を行うことで、黄斑変性症の進行を遅らせる効果があるといわれています。

粘膜を健康に保つ効果
β-カロテンから変換されるビタミンAには、人間の粘膜[※6]を丈夫にする働きがあるため、口、鼻、のど、肺、胃や腸の健康維持に効果的です。粘膜が弱まると、体内に病原体やウイルスが侵入しやすくなるため、風邪をひきやすい、口内炎が出来やすい、歯茎が腫れているなどの症状はビタミンAの不足が考えられます。

美肌効果
ビタミンAは皮膚の健康維持にも関与しています。皮膚の新陳代謝を高める作用も行っているため、ビタミンAの不足は肌のカサつき(乾燥肌)やニキビ肌などにもつながります。美肌を保つためには日頃のスキンケアだけではなく、β-カロテンの適度な摂取も大切な条件なのです。

体の成長を促進させる効果
ビタミンAには強い骨づくりの補助、成長の促進などの効果があり、子どもの発育期におけるビタミンAの摂取不足は、成長の停止や知能障害などが欠乏症として現れる場合もあります。成長期の子どもにとって、ビタミンAとして働くβ-カロテンは特に欠かすことのできない栄養素であると考えられています。

ガンを予防および抑制する効果
年々、患者数が増加しているガンは、多くの細胞の遺伝子が活性酸素によって傷つけられることがきっかけとなり発生します。β-カロテンの持つ抗酸化作用は、ガンのきっかけとなる遺伝子の損傷を防止する効果があり、ガンの予防や抑制の効果が期待できます。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□アンチエイジング
□美白

【選び方・保存のコツ】

美味しいねぎは白と緑のコントラストがはっきりしていて、白い部分が固く巻かれているもの。青い部分はパリッとしていて、しなびていないものを選びましょう。おすすめは土つきのものです。

風通しのいい日陰で保存がききます。切ったものはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。まとめてみじん切りにし、小分け冷凍もできます。

【美味しい旬は】

11月〜2月

VOL.396 にんじんとグレープフルーツのサラダ

ピーラーで簡単スライス、柑橘ビタミンサラダ

材料(2人分)

にんじん・・・1本
グレープフルーツ・・・1個

A
酢・・・大さじ1
オリーブ油(または油)・・・大さじ1
塩・・・少々
こしょう・・・少々
砂糖・・・小さじ⅓

イタリアンパセリ・・・適量

作り方

①グレープフルーツは皮をむいて薄皮をとり、食べやすい大きさにちぎります。

②にんじんはピーラーで皮をむくようにスライスし、ラップで包んで電子レンジで1分30秒〜2分加熱します。イタリアンパセリは飾り用を残して、あとは刻みます。

③A、①を混ぜ合わせ、全体がなじんだら、にんじん、刻んだイタリアンパセリを加えて混ぜます。

④③を器に盛り付け、飾り用のイタリアンパセリを添えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・カリウム・食物繊維

VOL.395 にんじんとイカの高菜炒め

美肌栄養素の豊富な漬物を使った中華風の一品

材料(2人分)

にんじん・・・小1本
紋甲イカ・・・150g
高菜漬け・・・50g
しょうが・・・1片
赤唐辛子・・・1/2本
油・・・大さじ2/3

A
スープの素・・・小さじ1/2
酒・・・大さじ1
水・・・1/4カップ

B
片栗粉・・・大さじ1/2
水・・・大さじ1

作り方

①高菜はみじん切りにし、塩辛いようなら塩抜きをします。イカは鹿の子に切れ目を入れ、食べやすい大きさに切ります。

②にんじんは皮をむいて長めの乱切りにして、電子レンジで1分30秒〜2分間加熱します。しょうがは千切りに、赤唐辛子は小口切りにします。

③フライパンに油、赤唐辛子、しょうがを入れて火にかけ、香りが出てきたらイカ、にんじんを加えて炒めます。

④にんじんに火が通ったら高菜漬け、Aを加えます。煮立ってきたらBを加えてとろみをつけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維

VOL.394 にんじんと豆のご飯

栄養価の高い豆、鉄分補給もできる一品

材料(2人分)

にんじん・・・1本
米・・・2カップ
大豆(乾燥)・・・80g
油揚げ・・・1枚
糸みつば・・・1/2束

A
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
塩・・・少々
水・・・3/2カップ

作り方

①米はといでザルにあげて水気を切り、30分以上おきます。

②フライパンに大豆を入れて弱火にかけ、転がしながらきつね色になるまで炒ります。

③にんじんは皮をむいてすりおろします。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、1cm角に切ります。

④みつばは下茹でして、1cmの長さに切ります。

⑤炊飯器に①、②、③、Aを入れて、炊き上げます。

⑥炊き上がったらみつばを加えて蒸らし、器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維

VOL.393 にんじんと鶏のハーブ蒸し煮

とろけるほどに煮込んだ根菜とチキンの旨味を味わう一品

材料(2人分)

にんじん・・・1本
鶏手羽元・・・300g
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々

長ねぎ・・・1/2本
じゃがいも・・・1個
油・・・大さじ1/2

A
タイム・・・2枝
白ワイン・・・1/4カップ
水・・・1/2カップ
塩・・・小さじ1/2
こしょう・・・少々
ローリエ・・・1/2枚
スープの素・・・小さじ1/2

作り方

①鶏肉は塩、こしょうをふります。にんじんは皮をむいて縦半分に切り、7cmの長さに切ります。長ねぎはぶつ切りに、じゃがいもは皮をむいて4等分に切ります。

②鍋に油を熱して、鶏肉を炒め、肉の色が変わったら、にんじん、じゃがいも、Aを加えてフタをします。

③沸騰したら弱火にして15〜20分蒸し煮にしたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維