Vol.33 美肌と睡眠

美肌へのちか道は「睡眠」

体の内側からのケアと聞くと、まず食事を思い浮かべるとと思いますが、じつは寝ることの方が肌をよみがえらせる力を持っています。

睡眠中に行われていること
例えば、夜更かしをした翌日は、一日中だるかったり、頭痛がしたりするなど、体調不良になりがちです。この不調の原因は、寝ている間に、肌を含む体全体が修復されているからだったのです。修復は血液を通して行われるのですが、日中は血液のほとんどが脳に集中しているために、肌に栄養が行き渡りません。しかし寝ると血液は体の各所に流れ始め、肌に栄養が行き渡るようになります。

睡眠直後の3時間
眠りはじめの約3時間のうちに、成長ホルモンの分泌が盛んになると言われ、肌内で細胞分裂が起こっていています。

さらに、肌や内臓の修復にはトータルで、最低6時間はかかると言われていますので、睡眠時間が6時間を下回ると、誰でも肌あれの可能性があるというわけです。このように、肌の再生は毎晩行われますので、日々の睡眠がいかに大切かわかっていただけると思います。

肌のゴールデンタイム
夜の10時から深夜2時は、肌のゴールデンタイムとされており、その間に睡眠をとるのが美肌へのルールとされています。

これは原始の時代から人間の体に刻まれた体内時計(サーカディアンリズム)にしたがった生活をすべきという説にもとづいた話です。しかし、現代社会でこれを実現するのは難しいようですので、せめて、午前0時までには寝るようにしましょう。

就寝時間のリズム
また、就寝時間を一定に保つのも大切です。
成長ホルモンは、体内時計の影響を大いに受けますので、寝る時間が毎日異なると、スムーズに分泌されなくなってしまします。毎日ベッドに入る時間が異なるのは、体内時計を乱すので気をつけましょう。

また、平日寝不足をしたから、週末に寝だめしても、肌は美しくなりませんのでお気をつけください。

つづく…

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