Q. 乳首がかゆくてたまらないのですが、どうしたらいいのでしょうか。
A. 皮膚科でステロイド軟膏を処方してもらいましょう。
乳輪のかゆみはめずらしいものではありませんので、恥ずかしがらずに、まずは皮膚科を受診しましょう。
アトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人は、乳輪の部分にかゆみが出ることが多いようです。下着などで擦れるなど物理的な刺激が原因になることもあります。かゆみが出ると、就寝中など無意識のうちにかきむしってしまい、ひどくなるとジュクジュクした汁が出たり、乳輪部分の皮膚がカサカサむけてしまうこともあります。
かゆみもカサカサも、基本的にはステロイド軟膏を塗って治療します。数日塗れば治ることが多いのですが、再発することもありますので、根気よくケアするようにしましょう。下着は擦れにくく、肌触りのいいものに変えることも大切になります。
Q. 出先から帰ってきてブーツを脱いだら、家族から足がにおうと言われました。足のにおいを消すことはできますか。
A. 足の指のあいだまで、きっちり洗うようにしましょう。
この方のように、ブーツを脱いだときに足のにおいを指摘されたり、自分で気づかれたりする方は少なくありません。朝から晩までブーツを履きっぱなしの場合は、とくに気になると思います。
なぜ足がにおうのかというと、足の裏と手は体の中でもっとも汗を多くかく部分ですが、さらに足は、ブーツやタイツなどで蒸れやすい環境にあります。足が蒸れると角質がふやけて雑菌が繁殖し、においを発するようになり、また足の爪をのばすと、爪の下に角質がたまり、これもにおいの原因になります。
においを防ぐためには、足の裏はもちろん、足の指のあいだまできっちり洗うことが大切です。専用のブラシなどもありますので、それを使ってみるのもいいでしょう。においのもとになるポイントを徹底して洗うのが、いちばんの予防策になります。
Q. 最近、口臭が気になります。どのようなケアが必要ですか。
A. 口臭の原因を見極めてケアをしましょう。
口臭は、口の中からにおっている場合と、胃の中からにおっている場合があります。
歯の磨き方や唾液の分泌の低下
口の中からにおっている場合は、雑菌が繁殖していることが最大の原因です。歯の磨き方が悪かったり、タバコを吸っていたりすると雑菌が増えてしまします。口臭対策の消臭スプレーに頼るだけでなく、歯科へ行って衛生状態のチェックをしてもらいましょう。
また、唾液の分泌が低下しても雑菌は増えます。なぜなら唾液による殺菌効果が弱まるからです。ストレスなどを受けると、唾液分泌をつかさどる自律神経のバランスがくずれて、唾液量の低下するドライマウスを招くこともあります。よく噛まないことも唾液減少の原因になりますので、食事のときには、よく噛む習慣をつけておきましょう。ガムを噛むのも、唾液分泌を促しますので有効です。
においのもととなるアリシンを抑える
胃の中からにおっている場合は、食べたものも関係しますが、深夜に食事をとるなどして、胃があれてしまうことも原因の一つです。遅い時間に食事をとるなら消化の悪いものは避けましょう。また、消臭効果のある牛乳を飲むのも効果的です。牛乳を飲むと、タンパク質が胃の中で分解されて、においのもととなるアリシンという物質を包み込み、においを抑えてくれます。
Q. 軽く動くだけでもかなりの汗をかきます。ワキガじゃないか不安です。
A. 汗かきだからワキガというわけではありません。
単に汗かきの多汗症と、においのあるワキガとは全く異なります。自分がどちらなのかわからない場合は、次の3つにあてはまるものがあるか、チェックしてください。
・両親のどちらかがワキガである
・耳あかがしっとりしている
・白いシャツなどのわきの部分が黄色くなる
3つともあてはまる人はワキガ体質の可能性があります。
エクリン汗腺とアポクリン汗腺
実は、多汗症とワキガでは、汗の種類が異なります。汗を分泌する汗腺には2種類あります。ひとつは全身に分布しているエクリン汗腺で、サラサラで透明の汗を分泌します。この量が多い人が多汗症です。もう一つがアポクリン汗腺です。全身の中で、わきの下、耳、陰部、乳輪、おへそだけにある汗腺で、黄色く粘り気のある汗を分泌します。このアポクリン汗腺が発達している人が、ワキガ体質になりです。
ただし、分泌される汗そのものがにおうわけではなく、汗に雑菌がつくと匂いが発生します。なので、わきをよく洗って乾かすなどの対処をすれば、ある程度においを防ぐことは可能です。それでも解決しない場合は治療を検討しましょう。
病院ではワキガ治療として、脱毛や手術を行っています。脱毛は電気脱毛機を使って、毛といっしょにアポクリン汗腺を破壊します。手術に比べると効果が落ちるので、症状が軽い人向きになります。手術はわきの下の皮膚に管を入れてアポクリン汗腺を吸引する方法と、切開して汗腺を切除する方法とがあります。費用は左右両方で30万〜40万円くらいが目安になります。
Q. 以前からお尻に湿疹のようなものができて治りません。
A. 漢方薬で体質を改善しながら、衣類にも気を配りましょう。
お尻のブツブツに悩んでいる人は多くて、大部分がニキビのようなものです。下着で蒸れたり、座るたびに擦れたりするので、毛穴の中の雑菌が繁殖して炎症を起こしてしまいます。免疫力が弱いなどの体質的なことが関係しています。
お尻のニキビには、漢方薬が有効な場合が多く、代表的な処方は「十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)」という体質改善剤になります。
また、生理前に悪化しやすい人もいるようなので、貧血ぎみでむくみやすいタイプの人は「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」、イライラ感が強いタイプの人には「加味逍遙散(カミショウヨウサン)」、冷えやのぼせのあり、生理前に下腹がぽっこりするタイプの人には「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」がよく処方されます。
ジーンズやナイロンのパンツなど蒸れやすい衣類や、ガードルのようにこすれやすい下着は、悪化の原因となりますので控えるようにしましょう。
永久脱毛とは、その名のとおりその部分のムダ毛が永久に生えてこないようにすることです。自己処理で肌トラブルを起こしている人は、永久脱毛も選択肢のひとつとなります。
永久脱毛は、大きく分けてレーザー式と電気式の2種類あります。
レーザー脱毛
レーザー脱毛とは、レーザー光で毛と毛母細胞を焼いて脱毛する方法です。痛みが少なく、脱毛前に毛をのばさなくてすむのがメリットですが、レーザーは黒い部分(メラニン)に反応するため、日焼け後の肌や、色の黒い人はやけどを起こしやすいので、避けるようにしましょう。
日焼けをしていなくても、日本人の肌は多少のメラニンを含んでいますので、強く反応するとやけどをすることもあります。このような事情から、レーザーは必ずしも永久脱毛になるといえないのが現状です。もちろん肌に合えば良好な結果が得られることもあります。
電気脱毛
電気脱毛とは、毛穴に1本1本針を挿入し、毛根を電流で破壊して脱毛する方法です。肌質を選ばないのがメリットですが、痛みが若干ともない、時間がかかることや、毛をある程度のばさないとできないのが欠点です。
永久脱毛は医療機関で受けられますが、熟練していない施術者が行うことによるトラブルも発生しています。また、エステで行う光脱毛は安価ですが、レーザーではないため、やけどのリスクは高くなります。値段と効果や安全性のバランスを考えて、安全に脱毛を受けましょう。
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