Vol.119 口臭の悩み Q&A

Q. 最近、口臭が気になります。どのようなケアが必要ですか。

A. 口臭の原因を見極めてケアをしましょう。

口臭は、口の中からにおっている場合と、胃の中からにおっている場合があります。

歯の磨き方や唾液の分泌の低下
口の中からにおっている場合は、雑菌が繁殖していることが最大の原因です。歯の磨き方が悪かったり、タバコを吸っていたりすると雑菌が増えてしまします。口臭対策の消臭スプレーに頼るだけでなく、歯科へ行って衛生状態のチェックをしてもらいましょう。

また、唾液の分泌が低下しても雑菌は増えます。なぜなら唾液による殺菌効果が弱まるからです。ストレスなどを受けると、唾液分泌をつかさどる自律神経のバランスがくずれて、唾液量の低下するドライマウスを招くこともあります。よく噛まないことも唾液減少の原因になりますので、食事のときには、よく噛む習慣をつけておきましょう。ガムを噛むのも、唾液分泌を促しますので有効です。

においのもととなるアリシンを抑える
胃の中からにおっている場合は、食べたものも関係しますが、深夜に食事をとるなどして、胃があれてしまうことも原因の一つです。遅い時間に食事をとるなら消化の悪いものは避けましょう。また、消臭効果のある牛乳を飲むのも効果的です。牛乳を飲むと、タンパク質が胃の中で分解されて、においのもととなるアリシンという物質を包み込み、においを抑えてくれます。

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