「エイジングケア」カテゴリーアーカイブ

Vol.172 活性酸素による酸化から肌を守る

活性酸素を抑えるエイジングケアの強い味方

人が呼吸をしたり様々な活動をすることで、体内に活性酸素が発生します。この活性酸素が健康な細胞を酸化させ、サビつかせて傷つけます。そしてこれが肌老化の大きな原因となっていることは、前述したとおりで、「老化=酸化」といっても過言ではないでしょう。

人の体には活性酸素を分解する酵素や補酵素が備わっていますが、この抗酸化力は加齢とともに低下します。だんだんと活性酸素を処理しきれなくなり、肌老化が進行してしまいます。

抗酸化成分配合の化粧品
最近では、活性酸素による酸化から肌を守るために、抗酸化力のある成分が配合された化粧品が開発されています。肌老化を食い止めるために、抗酸化成分の配合された化粧品を、スキンケアに取り入れることをおすすめします。

化粧品に配合されている抗酸化成分は、ビタミンC誘導体やナイアシン(ビタミンB3)、さまざまなポリフェノール類などです。シミやシワ、毛穴の開きなど、老化にまつわるさまざまな肌の悩みを、予防するのに役立つ強い味方になります。

つづく…

Vol.171 保存版!!代表的な保湿成分

水分をはさみ込むタイプ

水分保持力★★★
このタイプは、水をサンドイッチ状に挟み込んで、しっかりキープする性質があります。代表的な成分はセラミドです。水分保持力は最強になります。

セラミド
細胞間脂質の約40%を占めています。水分を強力に挟み込んでキープする特性があります。湿度が下がっても水分をキープできる最強の保湿物質です。

スフィンゴ脂質(スフィンゴリピッド)
セラミド以外の細胞間脂質です。保湿力はセラミドより弱いです。

水素添加大豆レシチン
大豆から抽出される成分です。

ステアリン酸コレステロール
セラミド以外の細胞間脂質です。保湿力はセラミドより弱いです。

水分を抱え込むタイプ

水分保持力★★
真皮にもともとある成分などがよく使われます。ただし、これらの成分は真皮まで吸収されることはなく、角質内での保湿成分として働きます。湿度が下がっても、水分を抱え込んだままキープしてくれるので、スキンケアアイテムのほかにも、ボディーケアアイテムやハンドクリームにも配合されています。

ヒアルロン酸
真皮にあるゼリー状の物質です。200〜600倍の水分を蓄える力があります。敏感肌の人にもおすすめです。

コラーゲン
真皮では弾力を保つ働きをもっていますが、化粧品として配合される場合には、保湿成分となります。ただし、真皮までは吸収されません。

エラスチン
これも真皮にある物質です。保湿力が強いため、化粧品に配合されることもあります。

ヘパリン類似物質
血液中のヘパリンという成分に、水分吟有力があることから、類似の成分を保湿成分として応用したものです。医薬品にも使われています。

水分をつかむタイプ

水分保持力★☆☆
水分を吸収する性質がありますが、冬場など湿度が低いときには保湿力が下がってしまいます。

天然保湿因子(NMF)
角質細胞内にある水溶性の成分です。アミノ酸や尿素、PCA(ピロリドンカルボン酸)など、約20種類の成分で構成されています。保湿力は強くありませんが、サラッとしていて使用感がよいので、化粧水によく配合されています。

PG(プロピレングリコール)、グリセリン1.3BG(ブチレングリコール)
多価アルコール。吸湿性に優れていて、化粧品にはよく配合されている成分です。保湿力はあまり強くありません。

Vol.170 保湿の救世主「セラミド」2

セラミドは化粧品で補う

セラミドはターンオーバーとともに、表皮細胞の中で作られているため、老化で代謝が悪くなるとセラミドの量も減少します。そうなると角層の水分量も同じく減少します。これが歳を重ねるとともに肌が乾燥する理由になります。

セラミドはコレステロールのようなものから作られていますが、だからといってコレステロールを食事からとっても、じかにセラミドを飲んだとしても、セラミドは増えません。加齢で減少するセラミドを、体の中からつくり出すことはとても難しいのです。

そこで簡単にセラミドを補えるように開発されたのが、セラミド配合の化粧品です。これを使うことで肌の水分を、確実に増やすことができます。

セラミド化粧品の選び方

セラミドは水溶性の物質ではないので、化粧水ではなく、美容液や乳液に配合されています。

セラミドにはいくつかの種類があり、それぞれ番号がついています。現在市販されているもののほとんどが「セラミド2」「セラミド3」「セラミド6」のいずれかになります。

原材料としては比較的高価なものなので、セラミド配合美容液だとしても極端に安いものは、セラミドの配合量が微量しか含まないものもあります。化粧品の量や種類にもよりますが、3000円以上を目安に選ぶのが良いでしょう。

セラミド以外にも、保湿効果をもつ成分がありますので、それぞれの特性を理解したうえで、自分の肌に合う保湿成分を見つけましょう。

つづく…

Vol.169 保湿の救世主「セラミド」

セラミドのある肌は乾燥知らず

もうすでに、保湿成分の配合された美容液を使っているのに、乾燥してしまうという人には、最強の保湿力を保つセラミド配合の化粧品をオススメします。

セラミドは、肌のいちばん外側にある角層の、細胞と細胞のすき間をきっちりと埋めている「角質細胞間脂質」の一種です。セラミドを失うと、角層の水分量は80%も低下してしまいます。肌の水分を保持するために、もっとも貢献している保湿物質がセラミドになります。

水分の蒸発をブロック
セラミドは脂質なので水には解けませんが、水と結合して「ラメラ構造(層板構造)」と呼ばれる、ミルフィーユ状の層をつくります。このラメラ構造に取り込まれた水分は、たとえ湿度が0%になっても蒸発しません。最強の保湿物質といわれるのはこのためです。つまり、肌の中に充分なセラミドがあれば、真冬でもプルプルの肌を保てるというわけです。

年齢とともに減少
角層に含まれるセラミドは、赤ちゃんの時が一番多く含まれていて、年齢が上がるにつれて減少していきます。加齢のほかにも睡眠不足やストレスなどでもセラミドが減少する原因になります。

つづく…

Vol.168 間違った保湿ケアしてませんか

×化粧水をたっぷりつける

成分の大半が水なので、すぐに蒸発してしまいますので、保湿効果は高くありません。何度も化粧水をつけると、かえって乾燥を招くこともあります。

×化粧水をシートマスクで肌に浸透させる

シートマスクなどを使って化粧水をじっくり浸透させようとしても、結局は水なので時間とともに蒸発してしまいます。

×乳液でフタ

水分が逃げないように乳液などの油分でフタをする方法ですが、油分がもつ水分保持力は高くありませんので、水分は蒸発します。クリームやオイルなど油分の多いものでも同様にフタにはなりません。

必要なのは保湿成分を与えること

内側からくる水分をキープさせる
肌には、自らは質物質をつくり出し、角層に水分を蓄えておく力があります。その働きを補う保湿成分を取り入れることが、乾燥肌から脱却する重要なポイントになります。保湿成分はセラミドやヒアルロン酸などがあり、化粧水よりも美容液や美容クリームに配合されていることが多いようです。

水分をしっかりはさみ込む性質を持つ「セラミド」は、保湿成分の中でもきわめて水分保持力が高いとされています。

つづく…

Vol.167 真の保湿とは水分を与えることではない

乾いた肌には保湿成分

乾燥から肌を守る保湿は、エイジングケアには欠かせないものです。肌が乾燥するとツヤや透明感がなくなるだけでなく、バリア機能が低下するため肌あれや、老化の原因にもあります。「いろいろな保湿ケアを試しても乾燥肌が改善しない」という話をよく聞きますが、実は自分で正しい保湿をしているつもりでも、保湿の意味をカン違いしている人が多いのです。

健康な肌の角層には約20%の水分が含まれています。これよりも水分が少ない状態になることを「乾燥肌」と言います。空気中の湿度が下がってくると、角層から水分が急激に蒸発しやすくなります。そこで肌から水分が減らないようにつなぎとめているのが、セラミドなどの保湿物質になります。

本当の保湿とは、これらの働きを補うセラミドなどの保湿物質を与えることで、体の外から水分を与えるのではなく、体の内側にある水分を肌の中で保つようにサポートすることにあります。

水分を与えて油分でフタは古い

保湿といえば「化粧水」を使っている人が大半だと思いますが、化粧水の配合成分のほとんどが水です。水そのものを与えても蒸発してしまうので、保湿の役割を果たしていません。また、油分でフタをするといって、乳液やクリームなどで水分を守ろうとするのは、古い考えになります。油分は、水位分保持力がさほど高くないからです。たっぷり塗っても、スキマから水分が蒸発してしまいます。

セラミドなどのように、水分を蓄える働きをする「保湿成分」を補うことが、今の主流となります。

つづく…