Vol.154 シミ対策には本物の美白化粧品で

美白成分を確認して選ぶ

化粧品のパッケージが白かったり、ホワイト〜などの商品名など、いかにも美白効果がありそうなイメージの化粧品でも、美白成分が含まれていないものもあります。美白化粧品を選ぶときには、必ず美白成分の含まれているか確認しましょう。主な美白成分については後述しますが、成分がわかりにくい、どんなものを選んだらいいか迷う人は、医薬部外品を目安として選ぶようにしましょう。

効能があると表示するとが認められている
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間に位置するもので、厚生労働省が有効性を認めた成分を配合したものです。美白用の医薬部外品であれば、必ず美白成分は入っており、日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ、その効能があると表示するとが認められています。ただし、医薬部外品の方が必ず効くというものではなく、医薬部外品でなくてもしっかりとした美白成分を含んでいるものもあります。

シミ対策に欠かせない美白化粧品が、どんな働きをするかというと、紫外線を浴びて肌の中でメラニン色素がつくられるますが、それを抑える働きをすものが美白成分になります。

新しいものほど効果があるとは限らない
美白成分は毎年開発されていますが、新しいものほど効果があるとは限りません。例えば病院で使われる医薬品は、過去に発表されたものより効能が優れていなければ、新薬として認可されませんが、化粧品にはそういった制限がありませんので、新しい=過去のものより効くとはいえないのです。

数ある美白成分の中でどれが一番効くかは、一概には言えませんが、ビタミンC誘導体、コウジ酸、ハイドロキノン、油溶性甘草エキス(グラブリジン)などが、皮膚科の分野でよく使われているものになります。

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