Vol.153 コラーゲンを増やす代表的な成分 2

ナイアシン(ビタミンB3)

ビタミンCと同様の水溶性ビタミンの一種で、コラーゲンの合成を高め、肌代謝を活性化し、肌にハリを与えます。ビタミンC 誘導体やレチノールに比べて刺激が少ないので、肌が弱いけれど、エイジングケア化粧品を試したいという人に向いています。

選び方のポイント
水溶性の成分なので、化粧水や水性タイプの美容液に配合されています。

使用のポイント
朝晩のケアに顔全体に使うようにしましょう。

レチノール

ビタミンAの一種で、人間の体内にあるものです。肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを増やす作用があります。目元の小ジワや浅いシワには、とくに効果があります。法令線や額のシワなどの深いシワにも使えますが、目に見える効果を出すのは難しいようです。また、効果が高い反面、やや刺激が強いので、肌が弱い人は注意をして使いましょう。

選び方のポイン
油溶性なので、美容液やクリームなど、とくにアイクリームに配合されています。シミにも有効な成分です。

使用のポイント
使いはじめは肌がカサつくこともありますが、使っているうちに慣れてきます。どうしてもカサついてしまう人は、ビタミンC誘導体かナイアシンを使うようにしましょう。

レチノールは日光に当たると効果が弱まるので、ナイトケアに使う方が効果的です。朝から使う場合には、上からパウダーファンデーションを重ねるようにしましょう。

角質を落とすピーリングを行ったあとに使用すると、より浸透率が高まり効果的です。

ビタミンC誘導体、ナイアシン、レチノール

以上が、肌のコラーゲンを増やす効果が高いと、科学的にいわれている成分の代表になります。それぞれの成分の特徴を把握して、あなたの肌に最適なものを見つける参考にして下さい。

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