Vol.151 コラーゲンは化粧品によるアプローチで 2

コラーゲン配合化粧品ではなく増やす働きのある成分を

ちまたではコラーゲン配合の化粧品は人気があり、肌に直接コラーゲンを塗れば浸透して、コラーゲンが増えると思っている人も多いようです。しかしコラーゲンは分子が大きいので、塗っても肌の奥の真皮にまでは浸透しないのです。

化粧品に配合されているコラーゲンは主に、魚などからつくられてますが、仮に肌に浸透したとしても、人間の体は本来、自己以外のものを受けつけませんので、私たちの肌のコラーゲンとして定着することはないのです。ただし、化粧品に使われているコラーゲンは、角層の水分を保つ働きがあるので、保湿成分としては有効になります。

シワ対策にもっとも有効な方法は、コラーゲンを増やす成分の配合された化粧品を使うことです。コラーゲンを増やす成分はいくつかありますが、実際に効果が高いとされているものは、ビタミンC誘導体、ナイアシン(ビタミンB3)、レチノール(ビタミンA)などになります。こららの成分は、真皮まで浸透してコラーゲンの生みの親である線維芽細胞の働きを活性化させ、コラーゲンをつくるのを促します。

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