Vol.150 コラーゲンは化粧品によるアプローチで

コラーゲンを食べても飲んでも肌のコラーゲンにはならない

前回お伝えしたとおり、シワ予防には肌の弾力であるコラーゲンを増やすケアが有効です。ちまたでは、コラーゲンを食べたり飲んだりすることで、プルプル肌になると語られていますが、実際にはそのまま肌に定着することはありません。

コラーゲンなどのタンパク質は、全て消化されてアミノ酸になり、小腸から吸収されます。吸収されたものは必要に応じて、骨や筋肉、皮膚、脂肪などと、いろいろな組織がつくられます。何をどのくらいつくるかは、ホルモンなどがコントロールしています。

肌のコラーゲンを維持する女性ホルモンんは30代から減りはじめ、閉経とともに急激に減少します。材料があっても生産する力がありませんので、残念ながら、いくら材料となるコラーゲンやアミノ酸をとっても、肌のコラーゲンが増えることはありません。

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