Vol.94 くすみの悩み

顔色がさえないと思うのはどんなときでしょうか。くすみは本人の主観によりますので、どういう状態をそう感じるのかは、人によって異なります。実際どんなときに、くすみが生じるのでしょうか。

古い角層がたまる
一つめは、古い角質がたまって角質が厚くなっている場合です。これは角質肥厚と呼ばれ、古くなった角質がはがれ落ちないで、肌の表面に残った状態を指します。

ターンオーバーが低下したときなどによく見られます。角質細胞そのものが若干黒みをおびているので、厚くなると灰色がかって見えてしまいます。

肌の乾燥
2つ目は、肌の乾燥による場合です。肌が乾燥して水分を失うと、角層のバリア機能が低下しますので、それを補うために角層が厚くなってしまします。それが角質肥厚と同じ状態になり、肌がくすんで見えてしまいます。

血行不良
3つ目は、血行不良による場合です。睡眠不足などで血流が滞ってしまうと血色が悪くなり、肌が曇って見えてしまいます。

他にも、紫外線による軽い日焼けや、摩擦による炎症系色素沈着なども、くすみとして捉えられています。このように、くすみにはいくつもの原因が考えられ、原因によって改善方法も異なりますので、自分のくすみがどのタイプなのか見極めておきましょう。

勘違いのスキンケア
×メイク落としは、日常的に拭き取りタイプを愛用している。
×くすみを解消するために美白化粧品を使っている。

つづく…

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