vol.1 一番大事なことは「観る」こと
第一回目のお話は一番重要な「観る」のお話ししていきたいとお思います。
写真撮影は絵画と同様に「観る」ことから始まります。
“何だ!そんな話かよ”って思われた方は、どうぞご遠慮なくご退場下さいませ。
「観る」とは観察、洞察、考察することで、「どうするか?」を決定する判断材料となります。
写真撮影で言うところの「どうするか?」とは、もちろん構図、露出、タイミングになります。
具体的な決定内容は百人十色、千差万別ですが「観る」行為に限って必ず一番最初にありますので、観ないでから撮る事は無いのです。
また、最近では”解”だけを求めている方も多いようなので、「自分の目で観て認識する」を付け加えさせて頂きます。