くすみの原因はさまざま
肌のトーンが暗くなり「くすんでいるかも」と思ったときに、肌を明るくしようと思って美白化粧品を使う人も多いかと思いますが、くすみの原因はさまざまなので、美白だけでは改善しないこともあります。
くすみのもっとも大きな原因は、老化による角質肥厚です。肌のターンオーバーの周期が遅くなり、古い角質がたまって厚くなっている状態です。古い角質はメラニンを含んでいるので、角質肥厚した肌はどんよりとくすんで見えます。古い角質をピーリングや酵素洗顔で取り去ることが、くすみの最短のケアになります。
それ以外には、乾燥によって角質が細かく毛羽立ち、その影がくすみに見えるという状態や、睡眠不足やストレスによる血行不良で、くすんで見えることもあります。
原因に合ったくすみ対策を取り入れることが大切です。迷うときは美容皮膚科で相談してみましょう。
くすみのタイプを簡単チェック
角質肥厚ぐすみの特徴とケア方法
角質細胞が厚く積み重なっているため、くすんで見えます。肌が硬く、ゴワゴワした感じで、洗顔したあと一時的に明るくなります。
ピーリングや酵素洗顔で古い角質を取り去きます。
乾燥ぐすみ
肌の表面の角質が毛羽立って陰影ができ、くすんで見えます。朝のスキンケアのあとは明るいのに、午後になると乾燥によってくすみが悪化します。
保湿美容液をたっぷりつけます。
血行不良ぐすみ
血色が悪くなり、肌がくすみます。青黒く不健康な顔色。血行不良により、くまも併発している場合も多いようです。
食事や適度な運動による体質改善をしましょう。ツボ押しやマッサージなども効果的です。