表皮
肌のいちばん上にあるのが表皮です。「角層」と「角層以下の表皮」によって構成されています。外的刺激から肌を守る役割です。うるおいを保ちながら、肌のすこやかさと美しさを守ります。
角層は、外敵から身を守るバリア
顔の場合、角質細胞がレンガ状に約20層積み重なってできている層になります。水分を約20%含んでいます。
角層はラップフィルムと同じくらいのわずか0.02mmの薄さですが、肌に触れる外部からの刺激などが体内に入らないように守ったり、肌内部の水分が蒸発しないように守ったりと、バリアの働きをします。
角層以下の表皮は、肌の生産工場
真皮との境目にある「基底層」で生まれた表皮細胞が、しっかりとくっつき、のびても破れないような丈夫な表皮をつくっています。
そのほか、外的刺激から肌を守る免疫細胞や、メラニン色素をつくり出すメラノサイトも含まれています。摩擦などの物理的刺激や科学的刺激を、総合的に防御する重要な働きを持っています。
つづく…
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