Q.季節を問わず頬が赤いのですが、解消する方法はありますか。
A.赤ら顔のタイプによっては、スキンケアで緩和できます。
肌の赤みにはいろいろな原因がありますが、まずは、色白肌に多い、生まれつきの赤ら顔のタイプです。熟した桃のようにほんのりと赤いのが特徴ですが、これはスキンケアで緩和することは難しいです。年齢とともに自然と赤みが薄くなってくることもあります。
次に、「脂漏性皮膚炎」による赤ら顔のタイプです。オイリー肌で毛穴が大きめの人によくみられます。ビタミンC配合の化粧水を使ったり、ビタミンCをイオン導入したりすると改善できますが、体質的なこともあり、完治するのは難しいようです。
また、ニキビ跡の赤みが残ってしまい、赤ら顔に見えるタイプもあります。これは、3〜5年で消えていく可能性もありますが、気になる場合は、脂漏性皮膚炎と同じケアが有効になります。
たたいたり、こすったりした刺激によって毛細血管が開き、赤ら顔になってしまうタイプのありますが、これはレーザー治療でないと改善は難しいようです。
いずれのタイプも急な温度変化などの刺激を加えないことが大切になります。
Q.小鼻のまわりの赤みが気になります。
A.脂漏性皮膚炎の可能性が考えられます。
小鼻のまわりの赤みが気になる人も多いですが、これは脂漏性皮膚炎の一種になります。鼻まわりは皮脂が多いため、誰にでもみられるものなので病気ではありません。気になる人はビタミンC配合の化粧水を使ったり、ビタミンCをイオン導入したりすると改善できます。あぶらとり紙を使って、こまめに皮脂を取るのも大切です。