Vol.85 シワに有効な成分

ビタミンC誘導体

リン酸ビタミンCなど、ビタミンCを肌に吸収しやすいかたちに変えたもので、美白作用もあります。若干ではありますが皮脂を抑える効果もあり、ニキビ予防やニキビの炎症を抑えるのにも効果があり、毛穴対策などにも有効です。

線維芽細胞に働きかけて真皮全体を活性化させる効果がありますので、20代から予防として使うのがオススメです。

レチノール

ビタミンAの一種で、もともと人間の体内にあるものです。線維芽細胞に働きかけて、真皮のコラーゲンを増やす作用があります。やや刺激が強いので、使い始めに効きすぎると肌がカサつくこともありますが、使い続けるうちに安定してきます。

線維芽細胞に働きかけて真皮全体を活性化させる効果がありますので、30代からは積極的に取り入れましょう。

AHA

α-ヒドロキシ酸は、ピーリングコスメに配合されている成分です。グリコール酸や乳酸、フルーツ酸などがこれにあたります。石けんやパック、拭き取り化粧水など、いろいろなものに配合されていますが、手軽で使いやすいのは石けんタイプでしょう。拭き取りタイプは肌にはやや刺激が強いようです。週1〜2回の使用からはじめて、慣れてきたら回数を増やすのが良いでしょう。

肌全体の代謝を上げる効果がありますので、30代からは積極的に取り入れましょう。

ナイアシン

ビタミンB3は肌の代謝を活性化し、肌にハリを出します。ニキビケアにも有効です。刺激が少なく使いやすいので、肌の弱い人でエイジングケア化粧品を試したいひとに向いています。

肌全体の代謝を上げる効果がありますので、20代から予防として使うのがオススメです。

抗酸化成分

油溶性甘草エキス、オウゴンエキス、各種植物ポリフェノールなど、植物エキスが多く用いられています。

老化の原因となる活性酸素を抑える効果がありますので、20代から予防として使うのがオススメです。

つづく…

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