頭皮:髪=8:2の割合
髪は、頭皮を洗った残りの泡で洗い流すのが基本
一般的に、シャンプーで「髪を洗う」という言い方をします。しかし本当は、「頭皮を洗う」と言ったほうが正しい表現です。
髪の汚れはたいてい水で素洗いするだけで落とせます。シャンプーで落とすべきなのは頭皮の汚れのほうです。水だけでは落とせない皮脂などの油汚れをシャンプーで落とします。とくに毛量が多い後頭部は汚れがたまりがちなので、念入りに洗いましょう。
髪は頭皮を洗った残りの泡で洗い流すくらいで十分です。ゴシゴシ洗うとキューティクルを傷つけ、ダメージをまねいてしまいます。
正しいシャンプーは髪のたるみ防止にもなる
頭皮がたるむと、そのせいで毛穴がゆがみ、もみあげやえりあし、こめかみあたりの髪にクセが出ることがあります。それを回避する簡単で確実な方法は、毎日正しくシャンプーすることです。
シャンプーしながら日々頭皮をマッサージしていれば、たるみを防げます。頭皮と顔の皮膚が一枚の皮でつながっていますから、朝のたるみ予防にもなって一石二鳥です。
頭皮の毛穴がつまったり、血行が悪くて栄養がいきわたらなかったりすると、すこやかな髪は生まれません。頭皮の清潔さを保ち、マッサージで血行をよくしましょう。
月に一度のディープクレンジング
スカルプケアは常識に
毎日シャンプーしていても、落としきれない汚れはあります。だから定期的な頭皮のディープクレンジングは必要かつとても有効です。サロンでもスカルプケアをする人が増えているようです。