VOL.564 乾燥肌改善の食品とケア

βカロテンとローションパックで水分補給

若いころはギトギト肌で悩んでいた人も、年齢とともに水分や油分が目減りしていくことに気づくはずです。

人間の体の70%は水分といわれていますが、赤ちゃんの頃はプリプリした肌をしていても、おばあちゃんになるとカサカサ、シワシワになるでしょう。これは水分が減って枯れるということです。しかし、食べ物や化粧品、ライフスタイル次第で、乾燥はいくらでも防ぐことができます。

普段から水分をしっかり補給して、朝食にキウイやイチゴを食べたり、サラダのドレッシング代わりにレモンをかけたりして、ビタミンCを補給するのは肌にいいことです。
また、野菜にも乾燥を防いでくれるものがたくさんあります。βカロテンを豊富に含んでいるカボチャやニンジン、ほうれん草などは肌をしっとりとさせてくれます。

肌に弾力を与えてくれる成分として知られているヒアルロン酸は、化粧品に使われているだけでなく、食べ物からも摂ることができます。ヒアルロン酸を含む食品は、サケ、カレイ、鶏手羽肉、山芋、里いもなどです。サケの皮にはβカロテンの吸収を助け、肌をよりしっとりさせるビタミンDも含まれています。

スキンケアにおいては、肌にたっぷりとうるいを与えること、水分と油分のバランスをとることが肝心になります。乾燥が気になるなら、毎日ローションパックをして、余力があればその上からラップで覆い、スチーム効果を利用して肌に美容液を浸透させます。肌に入っていった成分を閉じ込めるためのフタはクリームでしっかりとしましょう。

また、意外と忘れがちなのが、タバコやストレスが乾燥の原因になることです。女性の方は特に、きれいな肌になりたかったら、タバコをやめることも考えましょう。そしてどんなに忙しくても、日に一度はリラックスできる時間を作りましょう。

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