Vol.13 スキンケアの要 3

保湿の決め手
角層の中で強力に水分保持力を発揮するのがセラミドですが、残念なことに年齢を重ねるとともに減っていきます。
肌の新陳代謝の過程で作られるものなので、代謝が活発な赤ちゃん時代が最も多く、それ以降は次第に減っていきます。

セラミドはコレステロールのようなものでつくられていますが、コレステロールを食べたり、また直にセラミドを飲んでもセラミドは増えません。加齢で減っていくセラミドを体内でつくるのは、たいへん困難といえます。

そこで簡単に?セラミドを補えるように開発されたのが、セラミド配合の化粧品です。これを使えば確実に肌の水分を増やすことができます。

肌に近いもの
セラミドは水溶性の物質ではないので、化粧水ではなく美容液や乳液に配合されています。セラミドにも色々な種類がありますが、何よりも大事なのは人間の肌に近いものを選ぶことです。

人間の皮膚には6種類のセラミドがあることがわかっています。この内特に保水力が優れているのが、セラミド1、2、3で、このいずれかが入っているものを選ぶことが最優先となります。

最近では、植物由来などの肌にやさしいイメージのものや、類似品も多く出回っているようです。また、極端に安価なものは、有効成分が微量しか含まれていないこともありますので、購入前に全成分表示を確認するようにしましょう。
つづく…

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