VOL.251 パーマの基礎知識① 〜かかる仕組み

毛髪内部での結合を切断し再結合させてウェーブを作る

毛髪内部には3つの結合があり、髪を支えています。簡単にいうとパーマはこれらの結合を切断し、ゆるんだ髪に形をつけ、その状態のまま再結合させ形を固定させています。パーマ剤に1剤と2剤があるのは、1剤で切断し、2剤で再結合に作用させるためです。

カラーリング同様、パーマ剤も髪質やダメージの状態によってかかり方が違ってきます。健康な髪ほどかかりにくく、人によって放置時間に差が出るのはそのためです。

髪の状態

内部構造では横になっている3つの結合ががっちり手をつなぎ、キューティクルも閉じています。

1剤で結合を切断

アルカリ剤、還元剤が、膨張して開いたキューティクルのすき間から毛髪内部に侵入し、3つの結合を次々に切断していきます。

乾かすプロセスで再結合

2剤、中間水洗、ドライヤーで乾かすプロセスで、3つの結合を順次再結合させ、ウェーブを固定させます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です