ドライヤーで髪を乾かすときのポイントは、「上から下」と「ななめ45度」の2つです。これを守れば、自然乾燥よりもキューティクルが整い、髪へのダメージも少なくなります。ただ乾かすのではなく、ブローもヘアケアの一部という意識を持つようにしましょう。
正しいドライヤーのあて方
1 根元をしっかり乾かす
ブローは根本からスタートするのが正解です。髪を指でかき上げ、空気を入れながら乾かします。根元の水分を下に落とす感じで手を動かしましょう。
2 髪に対して上からななめ45度に
キューティクルは根元から毛先に向かって重なっているので、中間はその流れにそってなめらかにドライヤーをあてるのが、髪を傷つけないブローの秘訣です。髪に対して上からななめ45度にドライヤーを構えましょう。
3 風の流れは必ず上から下へ
猫の手のようなイメージで、内側から手でコーミングしながら丸くアールをつけて毛先を落ち着かせます。このときも下からは絶対に風を送らないこと。
素早く乾かすにはタオルドライも肝心
力任せにワシャワシャ拭うのは髪にダメージを与えるのでNG!中間〜毛先にかけてタオルで髪をはさみ、水分を押し出すイメージで軽く叩くようにして水気を切りましょう。
間違いだらけのブローの仕方
真横から風をあてる
この角度では風が下に流れないので、乾きが遅くなります。根元以外は上からななめ45度を厳守しましょう。
毛先ばかりを乾かしすぎる
毛先は傷みやすいので、ブローの時間はできるだけ短くしましょう。なのに下からあおられたのでは、キューティクルは整わず、髪もまとまりません。