VOL.214 日常に潜むさまざまなダメージ① 熱

濡れた髪は最弱、少しの熱でもすぐ傷む

髪の主成分であるケラチンタンパク質は、とても丈夫で、硬タンパク質と呼ばれているほどです。でも、いくら丈夫とはいっても、やはり限界があります。乾いた状態では180℃、湿った状態では130℃からタンパク質に変性を起こし、さまざまなダメージがあらわれてきます。

髪が水分を含んでいると低温でもダメージを受けやすいので、アイロンなどで濡れた髪をスタイリングするときは温度設定に注意が必要です。

熱で変化した髪の断面

毛髪の中心にぽっかり穴が空いてしまいます。その周辺にも空洞ができてコルテックスはスカスカになります。

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