Vol.26 乳液とクリーム

保湿ケアをしているけど必要?
乳液やクリームを使う最大の目的は、油分を補うことです。
皮脂の分泌量が十分ある30代までは、きちんとした保湿ケアができていれば、油分の補給は必要ありません。

しかし、40代からは水分だけでなく油分も低下するので、保湿美容液を全体につけた上から、乾燥しやすい目元や口元には乳液やクリームを、重ねることが必要になるでしょう。適度な油分を補うことは肌をやわらかく、なめらかにします。

どちらを使う?
乳液とクリームの違いは、水分と油分のバランスの違いです。
目元や口元にポイントとして使うのであれば、油分補給効果の高いクリームの方がオススメです。

乳液の選び方
乳液を使うのなら、セラミドなどの保湿成分が配合されたものがオススメです。ただし、30代までは必要以上に油分を与えない方がいいので、油分をあまり含まないものを選ぶのがポイントです。

クリームの選び方
肌に油分を補う目的であれば高価なクリームではなく、敏感肌用のシンプルなもので十分です。ベタつくのが苦手な人向けにジェルのようなものも出ていますが、油分を補うという意味ではやはりコクのあるクリームを選びましょう。
またクリームには油分補給の目的に加え、美容効果を狙ったものもあります。シワに効くのはレチノール、シミに効くのは油溶性甘草エキスがオススメです。

レチノールはビタミンAの一種で、線維芽細胞に働きかけてコラーゲンを増やす作用があります。

油溶性甘草エキス(グラブリジン)は甘草という漢方薬から抽出される美白成分で、抗炎症作用を併せもっています。

つづく…

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