「くすみ」カテゴリーアーカイブ

VOL.262 くすみを目立たせないメイクアップ

無理に明るい色のファンデーションを使うと顔だけが浮いて見えて、不自然な印象になりがちです。ファンデーションの色を重ねることでくすみを隠すのではなく、ベースメイクをひと工夫してくすまない肌を目指しましょう。

肌に合う色のファンデーションを選ぶ

くすみを隠そうとして、肌の色より明るい色のファンデーションを選ぶ人が多いようですが、それだと顔だけが浮いて見えてしまい、かえって不自然になります。確かに顔は明るく見えますが、首の色と違いすぎて、逆に若づくりしている印象になります。

ファンデーションはあくまでも自分の本来の肌の色に合うものを使うことが大切になります。

顔色を明るく見せるポイントメイク

光を反射させるハイライトや血色がよく見える色味のチークを足して、顔色を明るく見せる印象にしましょう。Tゾーンや目元にハイライトをのせると、顔色が明るく見えます。無理に肌を明るく見せることよりも、健康的に見せることを意識しましょう。

こまめにメイクを直して肌の表面を美しく

朝メイクをしたときは、肌がつるりとして美しく見えます。これはファンデーションの粉が肌に均一な膜をつくり、光を反射させているからです。しかし時間が経つと皮脂が出てきてメイクが崩れてくると、膜がヨレてしまい影ができてしまいます。白いシャツがくしゃっとヨレると、真っ白に見えなくなるのに似ています。

その影をつくらないためにも、こまめにあぶらとり紙で皮脂を取り、上からフェイスパウダーをはたいてメイクを直し、肌の表面を整えるようにしましょう。

VOL.261 血行不良ぐすみにはツボ押しやマッサージ

肌を刺激しないように

血流をよくするといえば、思い浮かぶのがマッサージだと思います。正しく行えば、血行不良でくすんだ肌を明るく導いてくれます。ただしマッサージは不用意に行うと、肌をこすってしまい、摩擦による刺激で負担がかかってしまいます。朝晩のスキンケアの際に保湿美容液などをたっぷりなじませ、すべりのよい状態で軽く行うのが効果的です。シ

ミやシワ用の美容液は、人によっては刺激が出やすいので、マッサージの前は控えましょう。

またツボ押しは、こすらずに済むので肌に負担なく血流の改善ができる方法です。朝晩の習慣にしてみましょう。

血のめぐりをよくするツボ押し

下関(げかん)

頬骨の下を耳側にたどるとある、凹んだ部分で、口を開けると出っぱるところです。

承奨(しょうしょう)

唇のすぐ下で、中央のくぼんだところです。

四白(しはく)

瞳の真下の骨のフチから、指幅1〜1.5本ぶんほど下にあるくぼみです。

ツボ押し3箇条

・洗顔後、スキンケアのあとに行う

・3秒押して、パッと離すのが1セットとする

・3箇所のツボを、それぞれ1日3〜5セット行う

血のめぐりをよくするマッサージ

・手のひらに保湿美容液を広げて、頬を手のひらで包むように顔全体になじませます。

・薬指の腹に美容液を少し足して、中指と薬指の指先をくっ付けてキツネの顔をつくる「キツネ指」で、小さな円を描くように、卵を扱うようにやさしくマッサージをしながらなじませます。

・手のひらで額を押さえて、手に残った美容液をキツネ指でなじませます。

・なじませる方向は、内側から外側へ、下から上にが基本です。ただし鼻だけは上から下にマッサージをします。小鼻の部分も上から下へなじませます。

・中指と薬指で目の周りを軽く押さえます。美容液をなじませてから、軽くマッサージをするような感覚になります。

・中指と薬指の指先でフェイスラインに沿って軽く押さえて、マッサージは終了です。こすり過ぎもよくないので、3分くらいを目安にしましょう。

VOL.260 血行不良ぐすみには運動や食事

適度な運動や体を温める食事を

肌の色は、皮膚の中の色素や血液の色で決まります。いわゆる「血色の悪い肌」をつくり出し、顔をくすませてしまうのです。

血行不良には、まず適度な運動からはじめましょう。デスクワークで座りっぱなしや、家事以外に体を動かすことがあまりないという人は、首をまわす、伸びをするなどのストレッチやウォーキングなどの運動を心がけましょう。日々の積み重ねが、血色のよい肌色をつくります。

食事は、体を冷やさず温めるものがおすすめです。東洋医学では、しょうがやねぎなど、温性の食べ物が良いとされています。他にもカボチャやにら、玉ねぎもありますので積極的に摂りましょう。また、タバコも血行を悪くするので注意しましょう。

VOL.259 乾燥ぐすみにはセラミド保湿

朝にセラミドを補って午後もくすまない肌へ

肌は乾燥すると、表面の角質が毛羽立つようにめくれて、小さな陰影ができることで、全体的に黒ずんだ感じになります。これを防ぐためには朝の保湿をしっかりしておくことが大切になります。

保湿ケアというと、化粧水や乳液で肌に水分を与えることと思いがちですが、水分だけを肌に与えても蒸発してしまうだけです。肌に必要なものは、肌に水分をとどめておく保湿成分になります。セラミド配合の美容液でしっかり保湿をしましょう。

VOL.167 真の保湿とは水分を与えることではない
VOL.168 間違った保湿ケアしてませんか
VOL.169 保湿の救世主「セラミド」
VOL.170 保湿の救世主「セラミド」2
VOL.171 保存版!!代表的な保湿成分

VOL.44 季節の変わり目
VOL.46 乾燥の悩み
VOL.47 乾燥には保湿美容液
VOL.48 どうしても乾くとき

VOL.11 スキンケアの要
VOL.12 スキンケアの要 2
VOL.13 スキンケアの要 3
VOL.14 代表的な保湿成分
VOL.15 保湿ケア

VOL.258 角質肥厚ぐすみには角質を取るケアを

不要な角質を取ってスッキリ明るい肌へ

ピーリング化粧品や酵素洗顔による定期的な角質ケアは、くすみ対策やエイジングケアに有効です。ただし酵素洗顔料は強い洗浄力を持つものが多いので、極端な乾燥肌や敏感肌の人には適していません。肌の弱い人は、穏やかなピーリング化粧品から試すようにしましょう。

VOL.159 肌の老化にトータルに働きかけるピーリング
VOL.160 肌の老化にトータルに働きかけるピーリング 2
VOL.161 ホームピーリングの方法

VOL.237 詰まり毛穴には酵素洗顔

VOL.257 くすみの集中ケア

くすみの原因はさまざま

肌のトーンが暗くなり「くすんでいるかも」と思ったときに、肌を明るくしようと思って美白化粧品を使う人も多いかと思いますが、くすみの原因はさまざまなので、美白だけでは改善しないこともあります。

くすみのもっとも大きな原因は、老化による角質肥厚です。肌のターンオーバーの周期が遅くなり、古い角質がたまって厚くなっている状態です。古い角質はメラニンを含んでいるので、角質肥厚した肌はどんよりとくすんで見えます。古い角質をピーリングや酵素洗顔で取り去ることが、くすみの最短のケアになります。

それ以外には、乾燥によって角質が細かく毛羽立ち、その影がくすみに見えるという状態や、睡眠不足やストレスによる血行不良で、くすんで見えることもあります。

原因に合ったくすみ対策を取り入れることが大切です。迷うときは美容皮膚科で相談してみましょう。

くすみのタイプを簡単チェック

角質肥厚ぐすみの特徴とケア方法

角質細胞が厚く積み重なっているため、くすんで見えます。肌が硬く、ゴワゴワした感じで、洗顔したあと一時的に明るくなります。

ピーリングや酵素洗顔で古い角質を取り去きます。

乾燥ぐすみ

肌の表面の角質が毛羽立って陰影ができ、くすんで見えます。朝のスキンケアのあとは明るいのに、午後になると乾燥によってくすみが悪化します。

保湿美容液をたっぷりつけます。

血行不良ぐすみ

血色が悪くなり、肌がくすみます。青黒く不健康な顔色。血行不良により、くまも併発している場合も多いようです。

食事や適度な運動による体質改善をしましょう。ツボ押しやマッサージなども効果的です。