Vol.15 保湿ケア

化粧水だけではうるおわない
化粧水の構成成分は大部分が水なので、角質層の働きで肌の奥までは浸透しません。シートマスクを使ったとしても、角質の2〜3層までしか浸透しませんので、保湿の役割を果たすことはできないのです。

化粧水のうるおいは一時的
たしかに、化粧水をつけたあとは濡れますので一時的にはうるおった感じになりますが、すぐに乾いてしまします。スプレー式の化粧水をつける人もいますが、水分の蒸発とともに肌の水分も奪ってしまうのでマイナスの効果が働いてしまします。

乳液でフタに落とし穴が
いくら油分を塗ってカバーしても、セラミドなど水分保持力のある成分が少なければ、やっぱり肌は乾きます。
乳液は約50〜70%の水分と約10〜20%の油分とで構成されています。もともと水分のほうが多いので、水分の蒸発を防ぐのには物足りません。セラミドや保湿成分の入ったタイプを選ぶのがよいでしょう。

トラブル肌にも保湿
オイリー肌や大人ニキビ肌の人はベタつきや油分を必要ないと思い、化粧水だけですませてしまいがちです。保湿をしなければ、ますます水分が不足してしまい逆効果になります。肌はテカリが目立ってしまったり、角層のバリア機能の低下によりニキビもできやすくなってしまします。

洗顔料の保湿成分は意味がない
そもそも、洗顔料に含まれている保湿成分は、すすいだ時に洗い流されてしまいます。
市販の洗顔料にはしっとりタイプとさっぱりタイプがありますが、しっとりタイプには油分が含まれております。すすいだ後に油分が残るので、しっとりした感じがする仕組みです。しかし、油分が残ると毛穴に詰まったり、そのあとつける美容液などの浸透の妨げにもなりますので、洗顔は汚れを落とすことを目的としましょう。

つづく…

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