このレシピで摂れる美肌栄養素
ビタミンA・ビタミンC
材料(2人分)
トマト・・・1個(200g)
いんげん・・・10本(50g)
水・・・・1と1/2カップ
バター・・・小さじ1
みそ・・・大さじ2
作り方
①トマトは、ヘタを取って乱切りにして、いんげんは、半分の長さに切ります。
②直径20cm程度の鍋に①と水、バターを入れて中火にかけます。煮立ったら弱火にして5分煮ます。みそを溶き入れたら完成です。
予防のために使うものなので、シワやたるみが目立ってきた部分だけではなく、顔全体に使うことが大切になります。
紫外線や有害物質、ストレスなどさまざまなものが原因となって、体内に活性酸素をつくり出します。活性酸素は、細胞やコラーゲン線維を傷つけ、シワやたるみを悪玉酸素です。これに打ち勝つように、抗酸化成分を含む化粧品でケアしましょう。
ビタミンC誘導体やナイアシンも抗酸化成分ですが、そのほかカテキンやリコピン、レスベラトール、油溶性甘草エキス(グラブリジン)、オウゴンエキス(漢方薬)など、さまざまな植物エキスも使われています。油溶性甘草エキス配合の化粧品なら、抗酸化作用と同時に美白効果も期待できます。
VOL.172 活性酸素による酸化から肌を守る
VOL.173 保存版!!代表的な抗酸化成分
つづく…
コラーゲンは肌弾力を守るスプリングのようなものです。それを強化するスプリングケアとして、ビタミンCが有効になります。
デイリーケアに使うのは、ビタミンC誘導体配合の化粧品です。コラーゲン生成に不可欠なビタミンCは、そのままでは吸収されにくい成分です。ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌に浸透しやすい形にしたものになります。美顔器でイオン導入を行うと、ビタミンCの浸透がさらによくなります。(20倍の効果)
ビタミンC誘導体配合の化粧品を使うと、ピリピリと肌を刺激する感じがしたり、若干乾燥するように感じたりする人がいます。敏感肌の人や使ってみて苦手と感じた人は、刺激の少ないナイアシン配合の化粧品を試してみましょう。
ナイアシンとはビタミンB3のことです。強い抗酸化作用をもっていて、血行を促進し細胞を活性化させる働きをします。コラーゲンを増やして、肌にハリを与える効果も得られます。肌あれやニキビケア、くすみの改善にも有効になります。
VOL.148 シワ対策で強化するのは弾力のケア
VOL.149 そのシワ対策は間違っていませんか
VOL.150 コラーゲンは化粧品によるアプローチで
VOL.151 コラーゲンは化粧品によるアプローチで 2
VOL.152 コラーゲンを増やす代表的な成分
VOL.153 コラーゲンを増やす代表的な成分 2
つづく…
「シワは乾燥するとできる」と思っている人が多いようです。ごく浅いちりめんジワは乾燥するとできるものなので、保湿をしっかりすれば解消されます。お風呂上がりには消えているなどの特徴があります。しかし保湿しても消えないものは、コラーゲンの減少が原因となります。
前述したように、真皮にはコラーゲンの線維が張りめぐらされていて、それをエラスチンの線維がつなぎ合わせることで弾力を保っています。コラーゲンもエラスチンも真皮にある線維芽細胞でつくられていますが、加齢によってつくられる量が減っていき、線維も変形して硬くなります。真皮のコラーゲンが減り、さらに弾力を失うと皮膚は紙のように薄く硬くなります。それによって表情で折りたたまれた部分が、シワとなって残るようになります。
たるみの原因もシワと同じです。真皮を保っていた線維が減り、ネットワークが崩れると皮膚全体が垂れ下がってきます。目元の皮膚が弾力を失い、眼球のまわりの脂肪を支えられなくなると、涙袋のたるみになります。頬の厚い視能を支える皮膚や皮下組織がたるむと、頬の位置が下がってきて口元に法令線ができてしまします。フェイスラインの皮膚がたるみ、アゴの厚い脂肪を支えきれなくなると、二重アゴの原因になります。同様にマリオネットラインやゴルゴ線もたるみによってできるものなので、肌にコラーゲンを増やすようにケアしていくことが大切になります。
額、眉間、目元、口元
涙袋、たるみ毛穴、法令線、二重あご、マリオネットライン、ゴルゴ線
VOL.128 肌のしくみをおさらい
VOL.129 肌のしくみのおさらい 2
つづく…