Vol.173 保存版!!代表的な抗酸化成分

抗酸化成分が肌の酸化を防ぐしくみ

肌に紫外線やストレスなどの刺激があると、活性酸素が発生して細胞が傷つき、肌の老化が促されます。抗酸化成分のひとつである「ビタミンC誘導体」の場合は、この活性酸素を消去し、肌の老化を防いでくれます。

ビタミンC誘導体

ビタミンCを肌に吸収されやすいかたちに変えたものです。抗酸化作用のほかに、美白作用や抗炎症作用などもあります。若干、皮脂を抑える効果もあり、ニキビ予防や毛穴対策などにも有効です。

ナイアシン(ビタミンB3)

肌の代謝を活性化し、コラーゲンやセラミドの合成を高めて、肌にハリを出します。ニキビケアにも有効です。刺激が少なく使いやすいので、肌の弱い人でエイジングケア化粧品を試したいひとに向いています。

カテキン

フラボノイド(植物色素の総称)の一種で、お茶の成分です。抗酸化作用、老化防止作用のほかに、美白作用や保湿効果、収れん、日焼け予防の効果があります。

リコピン

トマトに含まれる赤い色素で、カロテノイドの一種です。強い抗酸化作用をもち、紫外線を浴びることで肌に生じる活性酸素を除去します。メラニンの生成を抑制し、美白効果もあります。

アントシアニン

植物界に広く存在する色素で、花や果実の色をつくり出す元にもなっています。フラボノイドの一種で抗酸化力が高いです。

レスベラトロール

ブドウの皮などに含まれているポリフェノールの一種です。活性酸素を除去し、美白効果やシワの改善効果があります。

アスタキサンチン

魚介類に多く含まれる赤い色素の栄養分です。とくに熱帯魚や甲殻類に多く存在し、強い日差しから組織や細胞を守ります。抗酸化力が非常に高く、美白のほかコラーゲンの生成を助ける効果があります。

油溶性甘草エキス(グラブリジン)

マメ科の多年草で、甘草(カンゾウ)に含まれています。強い抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制し、美白効果があります。甘草は民間薬として西洋、東洋ともに古くから用いられています。抗炎症作用があり、ノドの痛みなどに服用すると有効です。

オウゴンエキス(漢方薬)

シソ科の植物でコガネバナの根(オウゴン)から抽出したエキスです。消炎作用や収れん、保湿作用、抗菌作用などのほか、抗酸化作用や日焼け防止効果、美白効果があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です