VOL.702 コンキリエ 〜パスタの種類

コンキリエ

コンキリエは、ショートパスタの一種で、貝殻のような形状のパスタです。

「conchiglie(コンキリエ)」という名前は、イタリア語で「貝殻」の意味を持つコンキリア(conchiglia)の複数形から来ています。ちなみに大型のものをコンキリオーニ(conchiglioni)、小型のものをコンキリエッテ(conchigliette)と言い分けることもあります。

貝殻のような形であることから、小さな具を入れる料理法を取ることが多いです。その料理法はとても豊富で、サラダに使われることや、トマトやクリームソースを絡めたり、煮込み料理に利用されるなど、幅広い利用方法があります。

VOL.701 オレッキエッテ 〜パスタの種類

オレッキエッテ

オレッキエッテは、ショートパスタの一種で、小さな耳のような形状のパスタです。

「orecchiette(オレキエッテ)」は、「耳(小さい耳)」という意味を持つ、見た目も可愛らしいパスタです。プーリア州の中でも南に位置するターラント地域では、現地の言葉で「recchted(小さい耳)」や「chiancarelle(小石)」とも呼ばれています。

それほど大きいパスタでもないので、味の濃いソースなどとの相性はそれほど良くはありません。それよりもペスカトーレやオイル系のさっぱりした調理がよく合います。

VOL.700 フリッジ 〜パスタの種類

フリッジ

フリッジは、ショートパスタの一種で、らせん状にねじった形状のパスタです。

「fusilli(フジッリ)」の語源は、らせん状の銃砲身に似ていることから、古いイタリア語でライフルを意味する「fusile」からきているといわれています。イタリアの地域によっては「スピラーレ」という呼び名でも親しまれています。日本では、カール、またはカールマカロニなどと呼ばれる場合もありますが、正式名称のフジッリという呼び名も徐々に定着してきました。

その名の通り、くるくると巻いた形がソースと良く絡みやすいのが特徴です。ほうれん草やトマトソースなどを練り込んだ色付きのタイプもあり、色味を生かしてサラダなどにも使われています。

VOL.699 ペンネ 〜パスタの種類

ペンネ

ペンネは、ショートパスタの一種で、先端を斜めにカットしており、ペンのように尖った形状のパスタです。

イタリア語で「Penna(ペンネ)」という言葉は、「ペン」の複数形を表しています。2〜3cmのまっすぐの筒の両端を並行に斜めに切り落とした形で、中でもペンネ・リガーテ は表面には細かい溝があり、ソースが絡みやすくなっているため、よく使われる。

管が長めであることから、ソースにからみやすいのが魅力。 さらに深く見ていくとペンネには2種類あり、溝のある「ペンネ・リガーテ」と、なめらかな表面の「ペンネ・リッシェ」に分けられる。また、「ペンネッテ」は小型のペンネであり、形状などはほぼ一緒なのですが、大きさが小さくなっています。

VOL.698 マカロニ 〜パスタの種類

マカロニ

マカロニは、ショートパスタの一種で、2.5mm以上の太さの管状またはその他の形状(棒状または帯状のものを除く)に成形したものをいいます。

語源は、イタリア語の「Maccherone(マッケローネ)」の複数形「Maccheroni(マッケローニ)」です。一般にマカロニは筒状の短いパスタ(ショートパスタの一種)をいいますが、古くはソースをあえて食べるパスタ全般を指して用いられることもありました。

一般には短い穴開きパスタのうち、切り口が斜めのものはペンネ、表面に筋があるものはリガトーニと呼ばれ区別されています。また、細長いロングパスタのうち穴が開いて管状になっているものはブカティーニといいます。

VOL.697 ショートパスタ 〜用語辞典

ショートパスタ

ショートパスタは文字通り、ロングパスタに対して短くカットしたパスタで、種類は非常に多く、ユニークな形状を楽しみながら食べるパスタでもあります。

ショートパスタをイタリア語で、「Pasta corta(パスタコルタ)」といいます。

「Corta(コルタ)」は短いという意味です。

パスタの形状によって食感が異なり、パスタ料理やグラタン、サラダ、スープなど幅広い料理に活用することができます。

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