「保湿」カテゴリーアーカイブ

VOL.211 毛髪の構成成分

毛髪の80%は、複数のアミノ酸からなるタンパク質でできています。
皮膚の主成分は、コラーゲンタンパク質で、毛髪の主成分はケラチンタンパク質と種類が異なります。

髪の毛は1日に0.4mmづつ伸びます。頭髪全体で34m分のケラチンタンパク質が毎日生産されています。すこやかな髪を育てるにはアミノ酸やタンパク質を、ヘアケア製品からも積極的に摂取することが大事です。

ケラチンタンパク質 80%

他のタンパク質にはあまり存在しない、シスチンというアミノ酸を多く含んでいるのが特徴です。化学薬品に比較的強く、弾力性にも優れています。

水分 10〜15%

乾いているように見える髪も、じつは内部に水分があります。髪がダメージを受けると水分保持力は弱まるが、NMFという天然保湿因子が水分を一定に保っています。

メラニン色素 3%以下

コルテックス内のケラチンタンパク質と混じりあい、髪の色を決定づける要素です。主にキューティクルの近くに分布しています。サイズが大きく、量が多いほど、髪色は黒くなります。

その他

脂質や微量元素など

VOL.585 イワシのつみれ鍋 〜冬メニュー②

魚の骨をとるのはちょっと大変だけど、つみれは自分でつくるほうが断然おいしいから、頑張ってつくります。

そして冬は体を温めてくれる根菜類がたくさん出回っているので、ごぼうや長ねぎ、にんじんなど冷蔵庫にある野菜をどんどん入れて、熱々を食べます。

イワシは脂質の代謝を整えて健康な皮膚、髪、爪をつくるビタミンB2を豊富に含むほか、血液をサラサラにする効果もあります。また、鉄分も含まれているので、貧血でいつも顔色が悪いという女性にはオススメです。

材料(2人分)

イワシ・・・2尾
ごぼう・・・1/4本
にんじん・・・1/2本
大根・・・1/8本
しょうが・・・1/2片
出汁・・・5カップ

作り方

①イワシを3枚に下ろして、すり鉢ですります。

②生姜の絞り汁と刻んだしょうがを①に入れます。小麦粉を入れてねり、団子状に丸めます。

③ごぼうはささがきに、にんじん、大根は拍子切りにします。

④鍋にたっぷりの水を入れて③を入れて熱し、イワシ団子を一緒に入れて煮ます。全体に火が通ったら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ナイアシン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.584 白菜とベーコンのスープ 〜冬メニュー①

今の時代は季節に関係なく、色々な食べ物が買えるようになりましたが、やはり旬の食べ物を意識したほうが、身体にもよく、お財布にやさしいでしょう。

白菜は冬野菜の代表格です。ビタミンC、カリウムなど含むので栄養のバランスが良い野菜といえます。さらに、ベーコンを入れてスープ煮にすると、白菜の甘味とベーコンのうま味とからみ合って、美味しくなります。

食欲がないときや、むくみが気になるときにもオススメです。白菜の代わりにキャベツを使えば、調子の悪いときに役立ちます。

材料(2人分)

ベーコン・・・1枚
白菜・・・1枚
パセリ・・・適量
コンソメ・・・大さじ2
水・・・2カップ

作り方

①チキンかビーフのコンソメでスープをつくります。

②ひと口大手でちぎったベーコンをスープの中に入れてうま味をだします。

③手でちぎった白菜を最後に入れて軽く煮ます。

④塩、こしょうで味を調え、最後にパセリをを散らしたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンC・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・カリウム・食物繊維

VOL.583 冬のお手入れ注意点

冬のお手入れは、肌の表面だけでは不十分です。肌の深部にまでしっかり働きかけるケアをして、肌表面と内面の両方から保湿をすることが肝心です。

また、屋外の冷たい風と室内の暖房で、知らないうちに肌が酷使されているのもこの季節です。そのため肌は自己防衛本能を働かせて硬くなったり、血行も悪くなりなりやすくなります。秋に引き続き、週に一度のマッサージをオススメします。マッサージは壊れたバネを修理してくれるようなものです。皮膚と筋肉を同時に元気にして、ハリや弾力を取り戻します。

さらに、強張った冬の肌には温ケアも効果的です。外出先から帰って、きちんとクレンジングをしたら、濡らして絞ったタオルを約1分間、電子レンジで温めてホットタオルをつくります。(熱くなりすぎないように注意)それで顔全体を包み込めば、緊張していた顔がリラックスしてお手入れしやすくなるだけでなく、冷たい風でヒリヒリした肌を鎮静してくれます。

この季節は顔だけでなく、耳や首、そして手やボディもカサつきがちです。お風呂から上がったら、しっとり系のボディーローションを塗るなどして、全身スベスベの肌をキープしましょう。

VOL.581 しらたきとさつま揚げの炒り煮 〜秋メニュー②

しらたきはカロリーがほとんどなく、食物繊維やカルシウム、そして肌の潤いに欠かせないセラミドを含んでいます。また、不足がちな魚の栄養成分はさつま揚げで補うことができる、切って炒り煮するだけの簡単レシピ。ボリュームを持たせたい場合は、ごぼう天を入れたり、鷹の爪や七味唐辛子で味付けのレパートリーが増えます。

材料(2人分)

しらたき・・・80g
さつま揚げ・・・2枚
みりん・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
油・・・小さじ1

作り方

①しらたきは軽く湯通ししてから、あら切りにします。

②さつま揚げを一口大の大きさに切ります。

③フライパンに①、②を入れてから煎りしてから油を加え、手早く炒めます。

④みりんとしょうゆで味付けをしたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.579 秋のお手入れ注意点

夏の疲れがで始めると同時に、これから始まる乾燥の季節を乗り切る準備をするのが秋のお手入れです。癒しと予防の両面から、肌のコンディションを整えていきましょう。

乾燥肌の人は、与えようとするあまり、いきなりクリームを多用する傾向があります。しかし夏の疲れが残ったままでは、化粧品も思うように浸透しません。まずはピーリングなどをして角質ケアをし、さらにローションパックで表皮をふやかしてから、美容液やクリームが馴染みやすい肌をつくっていきましょう。

オイリータイプの人は、年間を通じて保湿を敬遠がちです。しかしこの時期になるとTゾーンはギトギトなのに頬の皮がむけているというような状態になっていることがあります。ついギトギトの部分に目がいきがちですが、スキンケアの基本は顔全体の水分と油分のバランスをとることです。オイリー肌の人も秋の夜のケアからは保湿用の美容液やクリームを使ってTゾーン以外の部分を保湿していきましょう。