VOL.583 冬のお手入れ注意点

冬のお手入れは、肌の表面だけでは不十分です。肌の深部にまでしっかり働きかけるケアをして、肌表面と内面の両方から保湿をすることが肝心です。

また、屋外の冷たい風と室内の暖房で、知らないうちに肌が酷使されているのもこの季節です。そのため肌は自己防衛本能を働かせて硬くなったり、血行も悪くなりなりやすくなります。秋に引き続き、週に一度のマッサージをオススメします。マッサージは壊れたバネを修理してくれるようなものです。皮膚と筋肉を同時に元気にして、ハリや弾力を取り戻します。

さらに、強張った冬の肌には温ケアも効果的です。外出先から帰って、きちんとクレンジングをしたら、濡らして絞ったタオルを約1分間、電子レンジで温めてホットタオルをつくります。(熱くなりすぎないように注意)それで顔全体を包み込めば、緊張していた顔がリラックスしてお手入れしやすくなるだけでなく、冷たい風でヒリヒリした肌を鎮静してくれます。

この季節は顔だけでなく、耳や首、そして手やボディもカサつきがちです。お風呂から上がったら、しっとり系のボディーローションを塗るなどして、全身スベスベの肌をキープしましょう。

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