vol.6 光と影と

では、人物の顔をメインで撮るとして、影をどのように処理をするかお話しします。

補助光を使う
「vol.4 光源と肖像写真」でお話しした逆光、半逆光で撮影すると人物の顔がフラットな状態になります。やってみると解りますが、もう少し光量が欲しくなります。
また、背景の向きが変えられない場合、気になる影を抑えるための補助光が必要になります。
では補助光を得るために、どんな方法があるのでしょうか?

レフ板を使う
まずはレフ板です。レフ板は〇〇カメラ店で検索すると出てきますが、実際は代用できれば白のケント紙、白のスチレンボード、何でもいいです。
使い方は簡単。太陽と反対方向にレフ板を配置して、太陽光の反射光を人物に当てることです。

つづく…

vol.5 光源はどこに?

日中の撮影をするならば撮影意図にもよりますが、色温度が安定する正午前後が撮りやすいと思います。

俗にゆう”トップライト”での撮影です。
人物を撮影する場合、頭上からの光は下方向に影を落とします。髪の影、目元の影、鼻の影、頬の影、唇の影、顎下の影、衣装や小物、建物や風景からの影と「光あるところに影がある」なんて漫画みたいなセリフですが、本当のことです。
光が無ければ写真は撮れませんし、光が在れば必ずどこかに影が落ちるのです。

では、撮影者はこの影をどうしたらいいのでしょうか?

つづく…

Vol.6 肌体力と乾燥がひどいとき

ターンオーバーで生まれ変わる
表皮の一番下の基底層で新しい細胞が生まれ、28日くらいかけて角層へと上がっていきます。このサイクルが「ターンオーバー」です。絶えず細胞が入れ替わっているので健やかな状態に戻せるようになっています。

このターンオーバーが加齢により周期が遅くなったり、逆に早すぎたりすると健康な肌が保てなくなります。

肌の乾燥がひどいときは
乾燥がひどくなると肌のバリア機能が低下して肌荒れを起こします。化粧水がしみたり、かゆみを感じる時はワセリンや刺激の少ないクリームなどで水分の蒸発を防ぐことに留めておきましょう。

つづく…

vol.4 光源と肖像写真

肖像写真(ポートレイト)を写すのは薄曇りの日差しが最適だと言われています。それは何故でしょうか?

答えは光源の光の強さ(硬さ)にあります。
強い光(ハードライト)はくっきりとした濃い影を作ります。この影を嫌って晴天の日には逆光や半逆光に光源を配置します。これによって被写体は背中から光を受けるので、正面が日陰になりフラットな光(ソフトライト)の状態になる訳です。

薄曇り日差しがこのフラットな光であり、光被写体の向きをあまり気にしなくてもいいので、人物を撮影するには良いとされている理由なのです。

薄曇りの日差しの強さも雲の厚さによって違ってきますので、自分で撮影しながら確認をしてみて下さい。

逆光 = 被写体/モデルの後方に光源を配置する
半逆光= 真後ろでなく少し斜め方向に光源を配置する

vol.3 光源と風景写真

一番気軽に撮れるのは風景写真かと思いますので、風景写真のお話しをしていきます。

風景写真で気になるのはやはり光源の位置です。
撮りはじめると分かりますが、その景色が立体的に見える時と、平面的に見える時があると思います。
例えば、順光で木々を写すと平面的に見えます。これを写す角度を変えて見ると立体的に見える角度がありますので、どうぞ試してみて下さい。

どんな角度で撮ったら立体的に見えましたか?
それに気付いたら、光源の光がその角度で差し込む時間帯に撮影をすると、「撮影意図に沿った撮影ができる」と、言うことになります。

風景も物も人物も光源の位置が重要になります

vol.2 光源と撮影意図

それでは屋外でのライティングについてお話ししています。
先ず、メイン光源の太陽をどこに配置するののか?を考えていきましょう。

太陽は地軸の傾きにより季節があり、日中の軌道、高さが変わり、日照時間が変わります。

撮影する被写体をいつ、どこで、どのように写すか?それによって撮影のタイミングが違ってきます。春夏秋冬、早朝、日中、夕方、深夜など、撮影意図によって変わります。

あなたは、いつ、どこで、どのように撮りたいとお考えですか?

つづく…

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