Vol.98 食べてくすみケア

代謝を高めるビタミンE

ターンオーバーの低下が原因のくすみには、代謝を助けるビタミンEのほか、良質なタンパク質である肉や魚、卵などがオススメです。

ビタミンEは、抗酸化作用で老化現象を引き起こす体の酸化を防いだり、血管の健康を保ち血液をサラサラにして血液の循環をよくし、冷え性や肩こりの症状を改善したりします。血液の流れがよくなることにより、肌の潤いや張りを保てたり、紫外線に対する抵抗力をつけて日焼けから肌を守ったりします。血液中の中性脂肪を減らす役目もあります。

アーモンドやツナ缶、たらこなどに豊富に含まれており、次いで、モロヘイヤ、かぼちゃ、赤パプリカ、アボガド、ほうれん草、するめいかなどに多く含まれています。
 

うるおいを保つビタミンA

乾燥からおこるくすみには、肌のうるおいを保つビタミンAをたっぷり補給しましょう。

ビタミンAは、新陳代謝を促し、シミを排出させる作用のある、ビタミンAも有効となります。ビタミンAは体内に蓄えておける性質がありますので、多少の取りだめができます。抗酸化作用があり、肌や粘膜を強く丈夫にする栄養素がビタミンAです。

植物性食品の中では、βカロチンとして存在し、体内でビタミンAとして働きます。鶏のレバーやうなぎ、モロヘイヤなどに豊富に含まれており、次いで、にんじん、春菊、ほうれん草、かぼちゃ、ルッコラ、にら、小松菜などに多く含まれています。
 

血行を促すビタミンEや鉄分

そして、血行不良が原因のくすみには血行を促すビタミンEや鉄分が有効になります。

血液中のヘモグロビンの材料となる「鉄分」も有効です。ヘモグロビンは酸素を運ぶので、血行を促します。

鉄分は、レンズ豆や鶏のレバー、高野豆腐、ひじき、しじみなどに豊富に含まれており、次いで、あさりやがんもどき、納豆、きざみ昆布、小松菜、ほうれん草などにも多く含まれています。
 

肌のくすみには、さまざまな要因が重なっていることも多いので、自分のくすみの原因がはっきりしない場合には、バランスよく栄養を補っていきましょう。

VOL.37 美肌食の三大栄養素を参照してね。

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