「SKIN CARE」カテゴリーアーカイブ

VOL.1051 減塩・脂質カットの食材と調味料

最近は、手軽な減塩、脂質カットができる食品が数多く出回っています。

減塩調味料

上手に利用しておいしく減塩

日本人の平均的な食塩摂取量は1日に9g前後と、目標値を30〜40%も上回っています。これは先進国では最も高い数値です。最近は、しょうゆやミソだけでなく、スープの素や料理酒、ソース、ケチャップなど、さまざまな減塩調味料が出ているので活用しましょう。しかし、油断して多量に使えば、多くの塩分をとってしまい逆効果になります。薄味でもおいしいと感じられる調理法と味付けを見出しましょう。

低脂肪食品と調味料

本当においしい食品か見極める

マヨネーズなどの調味料も脂質過多になる大きな原因のひとつです。大さじ1杯あたり50kcalだと、白ごはん1/4杯くらいに相当します。魅力的なラベルの食品や調味料が多く売れていますが、食品衛生法に基づいて記入されている「原材料名」をしっかりご覧ください。ご自身の目的と違った、意外な添加物が含まれていないかご確認ください。

VOL.1050 脂質カット調理のコツと食品②

外食や市販食品に依存する現代の食生活ではどうしても摂りすぎてしまう塩分と脂質。毎日の食事をおいしく、上手に塩分と脂肪を減らしましょう。

衣の多い揚げ物は避ける

揚げ物はカロリーが高く、脂質過多になりやすいので、できるだけ減らしたいものです。ただ、同じ揚げ物でも調理法によってカロリーや吸収率が異なり、

 フライ > 天ぷら > 唐揚げ

と、衣が多いほど油の吸収率が高く、高カロリーになるので注意しましょう。

焼き物や炒め物も目分量では油を多く使ってしまいがちなので、計量スプーンで計るのが賢明です。なるべく油を使わなくて済むように、フッ素樹脂加工のフライパンなどを使ったり、蒸すなどの工夫をして、上手に脂質カットを取り入れましょう。

VOL.1049 脂質カット調理のコツと食品①

外食や市販食品に依存する現代の食生活ではどうしても摂りすぎてしまう塩分と脂質。毎日の食事をおいしく、上手に塩分と脂肪を減らしましょう。

肉の脂肪は極力取り除く

牛カルビや豚バラ肉、鶏もも肉など、脂肪の多い部位ほどおいしいものです。しかし、更年期以降は内臓脂肪の蓄積や高コレステロール血症、肥満などを招きやすくなるので、なるべく鳥獣肉類からの脂肪を摂りすぎないことがポイントです。

鶏肉ならささみやむね肉など脂肪の少ない部位を選んだり、もも肉は皮を取り除けば大幅に脂質カットできます。また、ゆでたり、網焼きにしたり、フライパンで調理する場合は、出てきた脂をペーパータオルで取り除くと脂肪をカットできます。

※鶏肉の皮を取り除くと、もも肉は45%カロリーオフできます。

※また、豚もも肉の場合、ゆでることで脂肪分24%カットできます。

VOL.1048 減塩調理のコツと食品⑤

外食や市販食品に依存する現代の食生活ではどうしても摂りすぎてしまう塩分と脂質。毎日の食事をおいしく、上手に塩分と脂肪を減らしましょう。

油を上手に使う

油分は塩味を引き立て、コクをプラスするので、塩分控えめにしてもおいしくいただけます。ただし、脂質は脳からの幸福物質を分泌させるので、つい食べすぎてカロリーオーバーになることもあります。あくまでも少量にとどめましょう。

オメガ3系脂肪酸を含む魚を週2回以上食べている人は、心臓病のリスクが低く、週5回以上では、約40%も低下します。一方、コレステロールを含む食品を毎日2個以上食べると、心不全のリスクが50%以上高くなるというデータもありますので、気をつけましょう。

VOL.1047 減塩調理のコツと食品④

外食や市販食品に依存する現代の食生活ではどうしても摂りすぎてしまう塩分と脂質。毎日の食事をおいしく、上手に塩分と脂肪を減らしましょう。

香味野菜を使う

減塩料理には、独特の香りや苦味、辛味がある香味野菜を使うのがオススメです。ねぎ、ニンニク、しょうが、ミョウガ、大葉、パクチーなどは「薬味」として広く使われている野菜で、料理のアクセントになります。上手に利用して、おいしく減塩しましょう。

VOL.1046 減塩調理のコツと食品③

スパイスを使う

スパイスは辛味や香りで料理のバリエーションを広げ、素材の味を引き立てて満足度を高める効果がありますので、塩分を控えめにしても、十分おいしく感じられます。七味唐辛子やこしょう、カレー粉、ガラムマサラ、ニンニク、しょうが、ごま、山椒、わさび、からしなどもスパイスの仲間です。いろいろな種類の組み合わせを試してみましょう。