ハリや弾力のもの
若い頃パンとしたハリのある肌をキープできるのは、線維芽細胞がヒアルロン酸やエラスチン、ヒアルロン酸などを順調に生み出しているからです。
真皮の約70%はコラーゲンと呼ばれる線維が占めていて、このコラーゲンを繋いでいる線維がエラスチンです。コラーゲンとエラスチンの骨組みの間を埋めているのがヒアルロン酸などのゼリー質です。
年齢とともに線維芽細胞が減ったり働きが衰えたりするため、肌のハリや弾力がなくなってきたと感じるのです。
さらに、紫外線や酸化や糖化の影響によってもコラーゲンやエラスチンが変形し肌の衰えが加速しますので、日頃から紫外線対策や線維芽細胞を元気にするアンチエイジング化粧品を使って予防しましょう。
美味しく食事から
ビタミンA(βカロチン)はレバーや緑黄色野菜に多く含まれています。
栄養素の量で言えば鳥のレバーは群を抜いて多く含まれていますが、女性の中にはちょっと苦手って方も少なくないと思います。
うなぎ、モロヘイヤなどが栄養素が高くなっていますが、普段からスーパーに並んでいる野菜といえば、人参、春菊、ほうれん草、かぼちゃ、にら、小松菜、ちんげん菜、ミニトマトなどでしょうか。
鉄分が多く含まれているものは、レンズ豆、鳥のレバーが多く含まれていて、続いて高野豆腐、ひじき、しじみとなります。
毎日少しづつでも摂り続けるなら納豆、刻み昆布、小松菜、枝豆、厚揚げ、そら豆、大豆、ほうれん草などです。
この材料でどんなおかずを作るのか?料理が趣味のひとつである私も興味深いです。
つづく…
育み守る基底層
表皮の中で一番の働きものが基底層。
特に重要なのが表皮の細胞を作る工場としての働きです。毛細血管から栄養分と酸素が供給され基底細胞が必要に応じて細胞分裂します。新しい表皮細胞がつくられるターンオーバーのスタート地点になっています。
さらに基底膜とともに真皮を守るという働きも担っています。
真皮がダメージを受けてもターンオーバーで元に戻りますが、真皮にまでダメージが及ぶと、完全には元に戻らなくなってしまします。
また、基底層にはシミの元となるメラニンを生成するメラノサイトがあります。真皮に紫外線が届かないようにメラニンをつくってブロックしていますが、加齢とともに基底膜が衰えるとメラニンが真皮まで落ちてしまうことがあります。こうなるとシミとなって残ってしまうことに。
過激なダイエットで栄養が不足したり、血行不良になったりすると基底層への栄養と酸素が不足して、ターンオーバーの妨げとなります。いつも規則正しい生活を心がけ、睡眠、食事、スキンケアで健やかな状態を保つようにしましょう。
肌の潤いと食事
肌の乾燥が気になったら積極的に補給したい栄養素はビタミン類です。特に肌に潤いをもたらすビタミンAは必須です。
ターンオーバーを調整し、本来の健やかな状態から新しい肌を生み出すサポートをします。
また、血行不良には血行を促す働きのある鉄分を食べると効果的です。
つづく…
バリア機能
顔の場合、角層は20層の細胞が積み重なっています。その隙間を埋めているのが「セラミド」などの角質細胞間皮脂です。
この細胞同士を密着させる構造によって、外部から水や異物の侵入を防ぐという重要な働きをしています。
もう一つの働きは内部からの水分を角層に蓄えておくこと。
健康な角層は20〜30%の水分を含んでいます。セラミドは単に細胞同士の隙間を埋めているだけではなく、保湿物質としての役割もになってます。
このセラミドを作り出す力が弱まると角層の水分と肌内部の潤いも失われてしまします。バリア機能が弱まると外部からの刺激を受けやすくなり肌荒れの原因となります。
乾燥肌にはパウダーを
リキッドタイプには粉体を液体の中に分散させるために界面活性剤を使っているほか、水分を含んでいるので防腐剤も入っています。
そのために肌への刺激になりかねないのと、メイクを落とすとき、肌に密着しているので落としにくく負担がかかります。
乾燥肌には肌への負担が少ないパウダーファンデーションがオススメということになります。
つづく…
卓上レフ板
二つに折ったレフ板の使い方は様々です。
小物の横に立て掛けて側面からの光を補ったり、正面に寝かせておいて角度を調整しながら正面からの光を補ったりして。光のあたり具合をよく観ながら確認してみて下さい。
どうでしょうか?
最終的に、どのように撮影するのかは撮影意図によって決定づけられますが、レフ板の位置によって小物の印象は様々に変化していくと思います。
表現に正解はありませんので、ライティングの面白さや楽しさを存分に味わってみて下さい。
つづく…
光源と撮影場所、アングルが決まったら立体的な見せ方についてのお話しです。
やっぱりレフ板
窓からの光源をメインとすると立体的に見せるための補助光はレフ板を使います。今度はレフ板と言ってもテーブルの上に乗るくらいの大きさです。簡単に自作できますので作ってみましょう。
三分クッキング!?
まずは材料です。A4コピー用紙、白色の厚紙、百均などで売っている表面が紙になっている白色スチレンボードなどを用意します。
コピー用紙は長手方向を丁寧に半分に折り、白色の厚紙も同様に丁寧に半分に折り、白色スチレンボードは長手方向のちょうど半分に折れる場所を裏側の紙一枚を残して切れ目を入れて半分に折ります。
折った紙が観音開きになったら完成です。
つづく…
光源と撮影場所が決まったら小物をどの向きから撮るか?カメラの位置とアングルを考えていきましょう。
アングルを決める
分かりやすいので立方体で考えてみます。
その箱が立体的に見えるには正面、側面、天面がバランスよく見えている、カッコイイ、カワイイ、そんなアングルを探してカメラの位置を決めましょう。
立体感とは
続いてライティングですが、立方体は三面が同じ明るさだと立体的には見えません。では一面だけが違う明るさではどうでしょうか?そうです。三面とも明るさが違う時に一番立体的に感じると思います。
立体感を意識して補助光を上手に使っていきましょう。
撮影の時に一番気を使っている事は、どうしたらそれらの魅力を十分に表現できるのか?よく観てよく考えています。
つづく…
Make a feels & Give to you