「SKIN CARE」カテゴリーアーカイブ

VOL.707 パプリカパウダー 〜用語辞典

パプリカパウダーは、唐辛子の中でも辛味のない品種である、パプリカを粉末状にしたものです。

もとは唐辛子としてスペインからハンガリーに伝わり、品種改良されたことで誕生しました。また、パプリカパウダーの原料となるパプリカは、日本で野菜として流通しているものとは異なります。

鮮やかな赤色の粉末で、甘酸っぱいような快い芳香があり、微かな苦みが感じられます。その色から辛そうに見えますが、辛味はほとんどありません。子供でも食べられるほど辛味がないものの、ピーマンや唐辛子のような風味があります。

スパイスの中でも穏やかな風味なので、さまざまな料理に使うことができ、主な用途としては、色付けや風味付けになります。料理に加えることで、赤色が際立ち、独特の風味も加わります。

鶏肉、魚介、卵、チーズを使った料理のほか、ドレッシング、スープ、サラダ、ピラフなどによく使われます。また、煮込み料理の色づけ、ソーセージの着色にも利用されます。

VOL.706 八角 〜用語辞典

八角は、中国原産の「トウシキミ」という木の果実を乾燥させたものです。

その独特の香りから、好き嫌いが大きく分かれる香辛料ですが、日本の七味唐辛子に似た中国の代表的な混合香辛料「五香粉(ごこうふん)」にも含まれており、桂皮や陳皮、花椒、丁香などと共に、中国料理には欠かせない代表的スパイスです。

6〜8個の船形のさやが星形に並んでいること、甘い香りがアニスと似ていることから別名スターアニスと呼ばれています。

その香りには、川魚や豚肉の生臭さを消す効果もあり、ほのかな甘さや苦みもある個性的な風味が特徴です。豚の角煮のもとになった、杭州の伝統的な名物料理である東坡肉(トンポーロー)をはじめ、北京ダックや鴨肉のローストなどの香りづけとして使われます。また、杏仁豆腐のシロップ、果物のデザートなどのアクセントとしても使われます。

VOL.705 クスクス 〜パスタの種類

クスクスは、ショートパスタの一種で、直径1mmほどの粒状のパスタです。

モロッコを中心とした北アフリカのマグレブ地域が発祥の地で、現在はヨーロッパやアメリカ、中南米などの全世界に広がり、多くの人たちから親しまれています。

さまざまな食材との相性がよく、メイン料理にもサブ料理にもなり、野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理したりします。また、スープに入れたり、サラダとして食べたり、デザートにしたりといろいろな食べ方があります。

VOL.704 カバタッピ 〜パスタの種類

カバタッピ

カバタッピは、ショートパスタの一種で、螺旋状のマカロニです。

マカロニのような筒状のパスタを螺旋状にねじる形で形成されています。この他にも「cellentani」や「amori」、「spirali」と呼ばれることもあります。

「Cavatappi(カヴァタッピ)」は、イタリア語で栓抜き(コルクスクリュー)を意味する言葉が由来となっています。

螺旋状をしていますが、マカロニと同じような用法が可能です。マヨネーズとの相性がいいのでサラダに使用したり、クリームソースやトマトソースとの絡めたりすることで美味しくいただけます。また、それほど大きいパスタではないため、スープに浮かべて食べることもあります。

VOL.703 ファルファッレ 〜パスタの種類

ファルファッレ

ファルファッレは、ショートパスタの一種で、蝶ネクタイのような形状のパスタです。

「farfalla(ファルファッレ)」の名はこの形状から、イタリア語の蝶を意味する「farfalla」が由来となっています。Farfalleの最後に付く「e」はイタリア語の女性複数形であり、英語では「butterflies」の意味があると言われています。

ファルファッレは小さくとも幅広で凹凸もあることから、ソースなどとの相性がいいパスタになっています。そのためクリームソースやトマトを使った料理とは特に合わせやすくなっています。

VOL.702 コンキリエ 〜パスタの種類

コンキリエ

コンキリエは、ショートパスタの一種で、貝殻のような形状のパスタです。

「conchiglie(コンキリエ)」という名前は、イタリア語で「貝殻」の意味を持つコンキリア(conchiglia)の複数形から来ています。ちなみに大型のものをコンキリオーニ(conchiglioni)、小型のものをコンキリエッテ(conchigliette)と言い分けることもあります。

貝殻のような形であることから、小さな具を入れる料理法を取ることが多いです。その料理法はとても豊富で、サラダに使われることや、トマトやクリームソースを絡めたり、煮込み料理に利用されるなど、幅広い利用方法があります。