VOL.364 小松菜と納豆のおやき

植物性タンパク質との相性も抜群な一品

材料(2人分)

小松菜・・・150g
万能ねぎ・・・1/2束
しょうが・・・1/2片
納豆・・・1/2パック
しょうゆ・・・小さじ1/3
プロセスチーズ・・・40g
赤ピーマン・・・1個

A
卵・・・2個
小麦粉・・・2/3カップ
塩・・・少々

油・・・大さじ1

作り方

①小松菜は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って1cmの長さに切ります。

②万能ねぎは1cmの長さに切ります。しょうがは千切りにします。納豆はしょうゆで和えます。プロセスチーズ、赤ピーマンは5mm角に切ります。

③ボウルにA、①、②を入れて混ぜ合わせます。

④フライパンに油を熱して③を流し入れます。丸く形を整えて、両面よく焼いて中まで火が通ったら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・食物繊維

VOL.363 小松菜と豚肉の辛味炒め

タンパク質との組み合わせで最強の一品

材料(2人分)

小松菜・・・200g
豚もも薄切り肉・・・100g
 塩・・・少々
 酒・・・小さじ1
エリンギ・・・1本
油・・・大さじ1

A
しょうゆ・・・大さじ1
塩・・・少々
こしょう・・・少々
豆板醤・・・小さじ1/2

作り方

①小松菜は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って3cmの長さに切ります。

②豚肉は3cmの長さに切って塩、酒をふります。エリンギは斜め薄切りにします。

③フライパンに油を熱して、豚肉を炒め、肉の色が変わったらエリンギ、①を加え、エリンギがしんなりしたらAを加え、汁気を飛ばすようにして炒め上げたら完成です

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・食物繊維

VOL.362 小松菜の豆乳茶碗蒸し

野菜たっぷりでとろける口溶けの一品

材料(2人分)

小松菜・・・150g
豆乳・・・1と1/2カップ
塩・・・少々
しょうゆ・・・小さじ1
卵・・・2個
油・・・小さじ1
鶏むねひき肉・・・50g

A
しょうゆ・・・小さじ1
みりん・・・小さじ1

B
水・・・1/3カップ
スープの素・・・小さじ1/4
しょうゆ・・・小さじ1/2
酒・・・小さじ1
塩・・・少々
片栗粉・・・小さじ2/3

作り方

①小松菜は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って1cmの長さに切ります。

②豆乳に塩、しょうゆを加えて混ぜます。溶きほぐした卵を加えてよく混ぜ合わせ、一度こします。

③フライパンに油を熱して、ひき肉を炒め、肉の色が変わったら①を加えます。油がまわったらAを加えて味をからめて、取り出します。粗熱を取ったら②を加えて混ぜます。

④小鍋にBを入れて混ぜながら火を通し、とろみをつけます。

⑤器に③を盛り付け、蒸気の上がった蒸し器に入れて、中火で3〜4分蒸します。表面が白くなったら、弱火にして10分ほど蒸します。

⑥蒸し上がった⑤に④をかけたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・食物繊維

VOL.361 小松菜の和風サラダ

豆腐がアクセントになるヘルシーな一品

材料(2人分)

小松菜・・・150g
トマト・・・1/2個
ささ身・・・2本
 塩・・・少々
 酒・・・大さじ1
絹ごし豆腐・・・1/2丁

A
太白ごま油・・・大さじ1/2
練り白ごま・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
酢・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ1/2
酒・・・大さじ1/2
塩・・・少々

作り方

①小松菜は塩(分量外)を加えた熱湯でゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って3cmの長さに切ります。トマトはくし切りにします。

②ささ身は筋を切って耐熱容器に入れて、塩、酒をふってラップをし、電子レンジで1分〜1分30秒加熱します。粗熱がとれたら手で裂きます。豆腐は手でくずします。

③①と②を器に盛り付け、よく混ぜ合わせたAで和えたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・食物繊維

VOL.360 小松菜〜美肌のスーパーフード

栄養ビタミンもミネラルも豊富!女性に嬉しい栄養素が詰まった江戸野菜

【主な栄養素】

ビタミンC
抗酸化作用が強いので、アンチエイジングにオススメの栄養素。
ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つで、壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。

多くの哺乳動物では、体内でブドウ糖からビタミンCを合成することができますが、人やモルモットなどの一部の動物は、合成に必要な酵素がなくビタミンCを合成できないため、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物になります。毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ働きがあり、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

最近ではビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

ビタミンCが不足すると、コラーゲンが生成されないため、血管がもろくなり出血を起こします。これが壊血病(かいけつびょう)です。壊血病のそのほかの症状としては、いらいらする、顔色が悪い、貧血、筋肉減少、心臓障害、呼吸困難などがあります。

ビタミンCは、果実類、野菜類、いも及びでん粉類、し好飲料類に多く含まれています。また、ビタミンCは熱に弱く、加熱調理により分解されますが、じゃがいもやさつまいもなどはビタミンCがでんぷんにより保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。


体内に酸素を巡らせて血色のいい肌をつくってくれるヘモグロビンに必要なミネラルです。不足すると貧血の原因となります。特に女性は不足しがちな栄養素です。

鉄分はからだの中に約3gあるといわれています。そのうち約65%は血液中のヘモグロビンの構成成分となり、酸素運搬という重要な役割を果たしています。吸収された鉄分は、酸化され、アポトランスフェリンというたんぱく質と結合してトランスフェリンとなり、血液に乗って体中に運ばれます。輸送された鉄分は、ヘモグロビンとなって酸素の輸送に関与するほか、筋肉中に酸素を蓄えるミオグロビンの構成成分になります。

食品中に含まれる鉄分は、ヘム鉄と非ヘム鉄とに分けられます。たんぱく質と結合しているヘム鉄は肉や魚などの動物性食品に多く含まれていて、ヘム鉄以外の無機鉄を非ヘム鉄と言い、こちらは植物性食品に多く含まれています。

鉄分は日本人が不足しやすい栄養素の一つで、不足すると鉄欠乏性貧血になります。貧血になるとからだが重い、息がきれる、顔色が悪い、疲れやすいと感じるようになります。

貧血予防のためには、鉄分だけを補えばいいというわけではありません。ヘモグロビンは鉄(ヘム)とたんぱく質(グロビン)が結合してできているので、たんぱく質も摂取する必要があります。また、赤血球の合成に必要な、ビタミンB12や葉酸も十分に摂取しましょう。

通常の食事では過剰になることはありませんが、サプリメントなどによる過剰摂取は注意しましょう。長期にわたり過剰に摂取しつづけると鉄沈着症を発症する恐れもあり、非ヘム鉄サプリメント摂取で便秘、胃部不快感などの副作用がおこることもあるようです。

カルシウム
カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進などに関与しています。生体内に最も多く存在するミネラル、その99%はリン酸と結合したリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)として骨や歯などの硬組織に存在しています。

骨は約3ヶ月のサイクルで、骨形成(骨へのカルシウムなどの沈着)と骨吸収(骨からのカルシウムなどの溶出)を繰り返しています。成長期には形成量のほうが吸収量より多く骨量は増加しますが、男性では50歳代から、女性では閉経後に、吸収量のほうが形成量を上回るため骨量が減少していきます。

カルシウムが不足すると、骨や歯が弱くなります。幼児では骨の発育障害が起こり、成長が悪くなります。不足状態が長期間続くと、骨密度の上昇が妨げられて丈夫な骨が形成できなくなり、高齢期、特に閉経後の女性では、骨粗鬆症が起こりやすくなります。また、神経や筋肉の興奮が高まり、テタニー(筋肉の痙攣)やてんかん(全身の痙攣)などが起こります。

カルシウムの過剰によっても、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収障害、便秘などの様々な健康障害が起こります。また、亜鉛や鉄などの他のミネラルの吸収も妨げられてしまいます。日本人の通常の食品からの摂取では、耐容上限量を超えることはまれと思われますが、カルシウム強化食品やサプリメントを使用する場合には、摂りすぎに注意が必要です。

【こんなお悩みの人にオススメ】

□冷え・コリ
□イライラ
□便秘
□肌トラブル
□アンチエイジング
□不眠
□貧血
□美白

【選び方・保存のコツ】

葉に丸みがあり、肉厚で緑色が濃いものは甘みがあって美味です。しんなりしていたり、葉先が黄色くなったもの、葉が大きすぎるものは古い可能性があります。

小松菜は乾燥に弱く、保存するときは濡らした新聞紙で包むか、霧吹きなどで水を吹きつけてからポリ袋に入れて、野菜室で保存するのがオススメです。

【美味しい旬は】

12月から2月

VOL.359 二色のキャベツのコールスローサラダ

ポリフェノールが豊富な紫キャベツと合わせた一品

材料(2人分)

キャベツ・・・200g
紫キャベツ・・・50g
玉ねぎ・・・1/4個
パセリ・・・1枝
にんにく・・・1/2片

A
マヨネーズ・・・大さじ1
レモン汁・・・大さじ1/2
砂糖・・・小さじ1/2
塩・・・少々
アンチョビフィレ・・・1/2枚
粉チーズ・・・大さじ1と1/2
こしょう・・・少々

作り方

①キャベツ、紫キャベツは5mm幅の細切りにします。

②玉ねぎは薄切りにして塩(分量外)をふり、しんなりしたら水洗いして、水にさらしてから水気をきります。パセリは手でちぎり、にんにくはみじん切りにします。

③Aのアンチョビは手でちぎっておきます。

④①、②を、よく混ぜ合わせたAで和え、器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・食物繊維