「βカロテン」カテゴリーアーカイブ

VOL.585 イワシのつみれ鍋 〜冬メニュー②

魚の骨をとるのはちょっと大変だけど、つみれは自分でつくるほうが断然おいしいから、頑張ってつくります。

そして冬は体を温めてくれる根菜類がたくさん出回っているので、ごぼうや長ねぎ、にんじんなど冷蔵庫にある野菜をどんどん入れて、熱々を食べます。

イワシは脂質の代謝を整えて健康な皮膚、髪、爪をつくるビタミンB2を豊富に含むほか、血液をサラサラにする効果もあります。また、鉄分も含まれているので、貧血でいつも顔色が悪いという女性にはオススメです。

材料(2人分)

イワシ・・・2尾
ごぼう・・・1/4本
にんじん・・・1/2本
大根・・・1/8本
しょうが・・・1/2片
出汁・・・5カップ

作り方

①イワシを3枚に下ろして、すり鉢ですります。

②生姜の絞り汁と刻んだしょうがを①に入れます。小麦粉を入れてねり、団子状に丸めます。

③ごぼうはささがきに、にんじん、大根は拍子切りにします。

④鍋にたっぷりの水を入れて③を入れて熱し、イワシ団子を一緒に入れて煮ます。全体に火が通ったら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンD・ビタミンK・ナイアシン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・ヨウ素・食物繊維

VOL.578 にんじんサラダ 〜夏メニュー③

にんじんは、皮膚や粘膜を健康に保つために欠かせないβカロテン(ビタミンA)が豊富ですが、油脂と一緒に摂ると吸収がよくなります。コーヒークリームには脂肪分があるので、ニンジンとの相性が抜群というわけです。

このサラダは、みた目に鮮やかなだけでなく、クリームを使いことで独特のコクが出るため、美味しくいただけます。

材料(2人分)

A
ニンジン・・・1/2本
コーヒークリーム・・・2個
干しぶどう・・・大さじ1
マヨネーズ・・・大さじ1

作り方

①にんじんは、太めの千切りにします。軽く塩もみをして、水分をよくきります。

②干しぶどうは、お湯に浸してふやかし、水気を絞っておきます。

③①にマヨネーズ、コーヒークリーム、干しぶどうを入れて混ぜ合わしたら完成です。

※コーヒークリームがなければ、牛乳で代用できます。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・カリウム・食物繊維

VOL.570 火照り改善の食品とケア

血液サラサラ食材と肌を鎮静させるケア

炎天下でテニスをした、緊張で顔が紅潮したというものから、手足は冷たいのに顔だけポッポするという体質的なものまで、火照りのタイプはさまざまあります。
一般的には、のぼせや火照りは血液の循環をよくすると改善されることが多いです。

オススメの食材としては、たらこ、うなぎ、カボチャ、アーモンド、ピーナッツなどがあります。これらはビタミンEを含んでおり、ホルモンのバランスを整えたり、血行を促進してくれます。また、血液をサラサラにしてくれるイワシ、サバ、サンマなど背の青い魚、ブリ、トマト、玉ねぎ、納豆も火照りを沈めてくれる食品です。

スキンケアについては、たとえば夏の強い日差しを浴びて火照りが消えないというなら、まずは肌を鎮静させることです。クレンジングをしたあと、冷蔵庫で冷やしたタオルをラップで包み、粗熱をとるように顔にのせます。これだけでも火照りは治るはずです。

一方、手足は冷たいのに顔はポッポするという方は、おそらく血行がよくないようです。バスタブにゆっくりと浸かって半身浴をしたり、身体を温める食材を積極的にとるようにして体質改善を目指しましょう。身体を温める食材は、ニンジン、カボチャ、長ねぎ、にら、しょうが、唐辛子、鶏肉などです。

冷えが気になる方は、夏でも氷の入ったジュースではなく温かいハーブティーという具合に、年間を通して無理をしない程度に、温めることを意識しましょう。

VOL.569 カサカサ唇改善の食品とケア

消化のよい食事としっかり保湿ケア

いくら肌のお手入れをきちんとしていても、また、完璧にメイクをていても、唇がカサカサして皮がむけていたら、百年の恋も冷めるというものです。ツヤのあるバラ色の唇は女性らしさの象徴ともいえます。肌と同様に唇のケアも大切です。

そもそも唇がカサカサになるのは、乾燥のせいもありますが、胃の粘膜が荒れていることが多いようです。たとえば辛いものを食べすぎたり、栄養のバランスが悪いなど、何か思い当たることがあれば、胃を刺激しない食事を摂りましょう。また、ビタミンC、Eの不足もカサカサを招くことがあります。

そんな時はおかゆやジャガイモなど、消化のいいもの食べたり、キウイやグレープフルーツなどでビタミンCを補い、逆に消化に時間がかかっていに負担をかける繊維質の多いものは避けるようにしましょう。また乾燥対策には、βカロテンがオススメです。カボチャやニンジンに多く含まれていいるので、煮物や味噌汁のどに入れるのもいいでしょう。

スキンケアについては、やはりメインは保湿になります。保湿用の美容液を唇に塗る、肌と同じようなケアをします。また昔から肌荒れにはハチミツがいいといわれています。ハチミツは天然の潤滑剤。たっぷりと唇に塗り、その上からラップを被せて5分間おきます。唇がしっとりしています。

カサカサ唇と同様に、唇のくすみというのも美容においてはマイナス要素です。唇の色が悪いときには、とにかくリンパマッサージをします。耳の後ろにあるくぼみ(耳下腺)を刺激し、顔にたまった老廃物を流していけば、しだいに代謝がよくなり、唇がバラ色になっていきます。簡単なマッサージなので、唇の色がどうも…という日には、お出かけ前にぜひお試しください。

もしかしたら、冬に唇が乾くのは仕方がないと考えている方がいるかも知れません。でもカサカサ唇は放っておくと唇の縦ジワを定着させるので要注意です。メイクに関しては、乾燥を加速させるパール入り口紅は要注意です。普通の口紅の上から薄くグロスを塗ってみてください。唇の乾燥が目立たなくなるだけではなく、カサカサ唇の予防にもなります。

VOL.564 乾燥肌改善の食品とケア

βカロテンとローションパックで水分補給

若いころはギトギト肌で悩んでいた人も、年齢とともに水分や油分が目減りしていくことに気づくはずです。

人間の体の70%は水分といわれていますが、赤ちゃんの頃はプリプリした肌をしていても、おばあちゃんになるとカサカサ、シワシワになるでしょう。これは水分が減って枯れるということです。しかし、食べ物や化粧品、ライフスタイル次第で、乾燥はいくらでも防ぐことができます。

普段から水分をしっかり補給して、朝食にキウイやイチゴを食べたり、サラダのドレッシング代わりにレモンをかけたりして、ビタミンCを補給するのは肌にいいことです。
また、野菜にも乾燥を防いでくれるものがたくさんあります。βカロテンを豊富に含んでいるカボチャやニンジン、ほうれん草などは肌をしっとりとさせてくれます。

肌に弾力を与えてくれる成分として知られているヒアルロン酸は、化粧品に使われているだけでなく、食べ物からも摂ることができます。ヒアルロン酸を含む食品は、サケ、カレイ、鶏手羽肉、山芋、里いもなどです。サケの皮にはβカロテンの吸収を助け、肌をよりしっとりさせるビタミンDも含まれています。

スキンケアにおいては、肌にたっぷりとうるいを与えること、水分と油分のバランスをとることが肝心になります。乾燥が気になるなら、毎日ローションパックをして、余力があればその上からラップで覆い、スチーム効果を利用して肌に美容液を浸透させます。肌に入っていった成分を閉じ込めるためのフタはクリームでしっかりとしましょう。

また、意外と忘れがちなのが、タバコやストレスが乾燥の原因になることです。女性の方は特に、きれいな肌になりたかったら、タバコをやめることも考えましょう。そしてどんなに忙しくても、日に一度はリラックスできる時間を作りましょう。

VOL.501 牛肉のアスパラ巻き

味わい豊かなもも肉は、元気になれるアスパラ、チーズとともに

材料(2人分)

牛もも薄切り肉・・・150g
 塩・・・少々
 こしょう・・・少々

アスパラガス・・・6本
プロセスチーズ・・・30g
赤ピーマン・・・1/2個
小麦粉・・・適量
油・・・大さじ1

作り方

①牛肉は1枚ずつ広げて塩、こしょうをふります。

②アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とし、はかまをとって塩(分量外)を加えた熱湯でゆでて、半分に切ります。プロセスチーズは棒状に切ります。赤ピーマンはせん切りにします。

③①に②の材料をのせてクルクルと巻き、薄く小麦粉をつけます。

④フライパンに油を熱し、中火で③を転がしながら焼き、中まで火を通します。

⑤④を食べやすい大きさに切り、器に盛り付けたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・タンパク質・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・食物繊維