「シミ」カテゴリーアーカイブ

VOL.233 シミを消す漢方薬はあるのか

シミのアレコレ Q&A

Q. シミを消す効果のある漢方薬はありますか?

A. 効果が期待できるシミと期待できないシミがあります

血行が悪く冷え性で、顔にシミやくすみ、くまなどが現れやすい体質のことを、東洋医学では「瘀血体質(おけつたいしつ)」といい、これを改善する薬を「駆瘀血剤(くおけつざい)」といいます。これを用いて体質改善を行うと、シミも薄くなることがあります。

なかでも「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、肝斑に有効なことがあります。ほかには「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」や「加味逍遥散(かみしょうようさん)」などがあり、体質に合わせて用いられています。ただし老人性色素斑は、漢方薬や飲み薬で薄くなることはありません。

VOL.232 ビタミンCを多く含む食品を摂るとシミは消えるのか

シミのアレコレ Q&A

Q. ビタミンCを多く含む食品をとるとシミは消えますか?

A. シミを薄くすることは期待できませんが、日焼けによるシミ予防の効果はあります。

口からビタミンCをたくさん摂っても、できてしまったシミを薄くすることは期待できません。ただしビタミンCは、日焼けによるシミを予防する効果があります。ビタミンCには抗酸化力があるため、紫外線によって発生した活性酸素を除去し、皮膚を守る働きがあります。

海や山など、紫外線の多い場所に行く2週間前からビタミンC をたくさん摂っておくと、シミ予防になるというデータもあります。また、体内への吸収率は、サプリメントよりもお茶や野菜などの天然食材から摂ったビタミンCのほうが高くなります。

VOL.231 スポット美容液を顔全体に使うと効果は高いのか

シミのアレコレ Q&A

Q. できたしまったシミを集中ケアするために、スポット美容液を顔全体に使うと効果が高まりますか?

A. 顔全体に使うと、刺激になることがあります

スポット美容液は、値段が高いぶん美白成分の濃度も高めです。顔全体に使うと、刺激になることがあります。濃度が高いものを塗れば、シミが消えるというわけではありませんので、顔全体に使える美白化粧品を年間通して使い、スポット美容液は用途にあった使い方をする方がよいでしょう。

VOL.230 シミができやすい体質はある

シミのアレコレ Q&A

Q. シミができやすい体質の人はいますか?

A. シミのできやすさは、遺伝的な体質が関与します

シミのできやすさは、ある程度遺伝的な体質が関与します。たとえば色白の人は紫外線に弱く、日焼けによるシミができやすい人です。反対に色黒の人は、紫外線には強いものの、炎症性色素沈着を起こしやすい人になります。これらの「色白」「色黒」の体質は、遺伝的なものになります。

VOL.229 シミを目立たせないメイク

カバー力の高い固形コンシーラー

ファンデーションだけでは隠せないシミには、カバー力の高いコンシーラーを使いましょう。

コンシーラーは、カバー力にすぐれた固形タイプがおすすめです。ほんの少しの量で、シミやニキビの赤みをしっかりカバーします。クリームタイプのコンシーラーは、顔料の密度が薄いためカバー力が低くなり、つい厚塗りになりがちです。

使い方の基本は、シミやニキビの赤みなどの気になる部分だけに、ポイント使いします。適量のコンシーラーをとり、指の腹を使ってシミの部分にトントンとなじませるようにつけます。シミのいちばん濃い部分からのせるのがコツです。

色選びの基本は、肌の色と同じで良いのですが、シミが濃い人の場合には、肌の色よりもやや暗めのものを使うとよいでしょう。

フェイスパウダーを重ねる

コンシーラーのように油分の多いものをつけたあと、そのままメイクを終えてしまうとベタついて仕上がりも悪く、時間とともに皮脂くずれを起こしやすくなります。パウダーを重ねるひと手間が、仕上がりの美しさとメイクのもちを大きく左右します。

また、ファンデーションを塗ると厚塗りに見えますので、仕上げ用のフェイスパウダーを使用しましょう。コンシーラーを塗った後に、仕上げ用のフェイスパウダーを顔全体に軽くのせます。フェイスブラシで余分なパウダーを払い落とすと、自然な仕上がりになります。

こまめにメイク直し

コンシーラーなどでシミをしっかりカバーしても、時間が経つにつれて、薄ら浮き出てくることがあります。どんなにていねいにメイクをしても、皮脂や汗、乾燥といった、さまざまな要因でメイクは崩れてしまいます。長持ちさせようとして厚塗りすると、メイクが崩れたとき余計に直しにくくなりますので、朝のコンシーラーは最低限にして、メイク直しをこまめにするほうが、長くキレイを保つことができます。

ワンポイント

筆を使ってコンシーラーをつけるときは、肌を刺激しないような筆使いが大切になります。筆にもさまざまな形状がありますが、細かいシミでも広いシミでも塗りやすい「平筆タイプ」がおすすめです。

肌に対して穂先を立てて使うと、チクチクして肌の刺激になります。穂先は寝かせて、肌の上を軽く滑らせるようにして使いましょう。

やりがちなNG

×明るい色のコンシーラーを使う

肌の色より明るいコンシーラーを使うと、白浮きしてかえって目立ちます。

×コンシーラーを厚く塗りすぎる

あとでメイクが崩れた時に、直しようがなくなります。コンシーラーは最小限にして上からパウダーを重ねるようにしましょう。

VOL.19 菜の花とうなぎのマスタード和え

シミに効く究極レシピ!

材料(2人分)

菜の花・・・100g
市販のうなぎの蒲焼き・・・50g
しょうゆ・・・30g

A
粒マスタード・・・大さじ1/2
マヨネーズ・・・大さじ1/2

作り方

①菜の花は、塩を加えた熱湯で2分茹でて、冷水にとって水気を絞ります。半分の長さに切って、しょうゆをからめます。

②うなぎは2cm角に切ります。

③①にAをからめて、②を加えて味を馴染ませたら完成です。

このレシピで摂れる美肌栄養素

タンパク質・ビタミンA・ビタミンC