VOL.237 トリートメント剤選びに迷ったら

プロの知恵を拝借

自分にあったトリートメント剤を見つけるには、毛質やダメージの状態を知ることが大事です。しかし、これが意外と難しくて、くせ毛の有無、毛量の多少、毛の太細、髪の剛柔など、チェックポイントが多いうえに、ほかの人とさわり比べた経験があまりないため、客観的判断がしにくいのです。

「私の髪はかたいらしいから…」という人の髪が、実は柔らかいほう、ということはよくある話です。

トリートメントのアイテム選びに迷ったら、行きつけの美容室で相談するのがいちばん。プロはたくさんの人の髪をさわってきた経験から、髪質やダメージ具合を的確に判断して、最適なアイテムを教えてくれるはずです。

自分の髪質について深く知ることにもなり、トリートメント以外のヘアケア製品を選ぶのも楽になり、お手入れの効率もアップするでしょう。困ったときはプロの知恵を借りるのも、賢いヘアケア法の一つだと思います。

VOL.236 トリートメント剤の正しいつけ方

毛髪で傷んでいるのは、主に毛先になります。根元は生まれたての状態なのでダメージもほぼありません。根元にトリートメント剤をつけると頭皮の毛穴をつまらせ、逆にダメージの原因になりかねません。せっかく使うなら、効かせどころを間違えないようにしましょう。

つけるのは中間から毛先に

水分をまんべんなく行きわたらせておくと、シャンプー泡立ちや指どおりがよくなり、摩擦やからみを軽減できます。

手ぐしでなじませる

両手を交互に使ってコーミングしながらなじませます。数回くり返すと髪にまんべんなくからみます。

仕上げはしぼる

中間から毛先に向かって髪を軽くしぼっていき、トリートメント剤をなじませます。

ヘアトリートメントをもっと効かせる方法

蒸しタオルテク

髪を加熱するとキューティクルが開き、トリートメント剤の浸透がよくなります。目安は3分間です。冷たくなったらはずしましょう。

VOL.235 朝ケア、夜ケアの注意点

アウトバストリートメントで日中のダメージ対策

紫外線や物理的刺激などから髪を守るためにも、アウトバストリートメントで髪をコーティングするのがオススメです。

夜のオイル使用はひかえめに

髪はタンパク質や水分を蓄えた状態で寝るのがベストです。ただし、オイルは肌につくと皮膜をつくって肌あれを起こすことがあるので使用量には注意しましょう。

VOL.234 リンスとトリートメントは何が違う?②

「インバス」と「アウトバス」

トリートメント剤を使用するタイミングで分けると、お風呂場で使う「インバス(In Bath)トリートメント」と、お風呂場の外で使う「アウトバス(Out Bath)トリートメント」の2つになります。

インバスは飲み薬

シャンプーの直後のまっさらな髪につけるインバストリートメントは、飲み薬のように毛髪内部に浸透していきます。髪が濡れてキューティクルが開いているので、コンディショニング成分を深い層まで届けやすくなります。

髪の構成要素と同じ成分を配合したもの
浸透性にすぐれたインバストリートメントは、コルテックス内のマトリックスというタンパク質をダイレクトに補い、ダメージを補修できます。タンパク質やCMC(細胞間脂質)など、毛髪の構成要素と同じ成分を配合しているか否かをチェックして、アイテム選びをしましょう。

アウトバスは塗り薬

一般的に「洗い流さないトリートメント」と呼ばれているアウトバストリートメントは、主に髪の表面に作用する塗り薬のようなものです。油分などで皮膜をつくり毛髪をコーティングすることで水分を保持力を高めたり、指どおりやツヤを改善したりするものがほとんどです。

濡れた髪、乾いた髪の両方に使えたり、スタイリング機能を兼ねていたりと、活用範囲の広いアイテムが多いのも特徴です。

コラーゲンなど保湿成分を配合したもの
毛髪表面にとどまって作用するアウトバストリートメントには、油分やシリコンなどが配合されています。保湿力を求めるなら、水分を含むみずみずしいタンパク質=コラーゲン配合のものを選ぶと効果的です。

VOL.233 リンスとトリートメントは何が違う?①

トリートメント剤はどこに何を補うかで選ぶ

トリートメント剤には種類がいろいろありますが、その違いはどこに作用するかにあります。

リンス、コンディショナー

髪の表面に働きかけて保護膜をつくって守る
髪は傷むとマイナスに帯電します。リンスやコンディショナーの主成分であるプラスの電化をもった「カチオン界面活性剤」は、居たんだ箇所にくっつき髪をコーティングします。

主に毛髪表面に働きかけるものをさします。髪表面に保護膜を形成し、指どおりの改善、保湿、静電気の抑制に効果を発揮します。

トリートメント

髪の内部まで浸透して芯から補修&保湿
一方、毛髪内部にまで染み込むのがトリートメントです。タンパク質など欠損した毛髪の構成成分を深部まで届けて、髪の強度や弾力、保水力などを補修します。併用するときは、トリートメントをした後に、リンス、コンディショナーの順に使いましょう。

※ヘアマスク、ヘアパックなどを含む

VOL.232 正しいシャンプーの仕方

しっかり素洗い

水分をまんべんなく行きわたらせておくと、シャンプー泡立ちや指どおりがよくなり、摩擦やからみを軽減できます。

手のひらでのばす

シャンプーに少しだけ水を加え、手のひらで伸ばします。

地肌で泡立てる

指の腹を使って、地肌でしっかりと泡立てていきます。

上から下へ洗う

横にスライドさせながら、上から下へジグザグに洗っていきます。

後頭部をしっかり洗う
毛量の多さ=汚れの多さと思ってください。髪は頭の前側より後ろ側に多く生えているので、耳裏から後頭部にかけてはとくに意識して泡を行きわたらせるのが大事になります。

頭皮をマッサージ

洗い終わったら指の腹で頭皮を動かすように2〜3分マッサージをします。

根元から洗い流す

汚れやシャンプーが頭皮に残らないように、すすぎはしっかりとしましょう。すすぎ不足で毛穴のつまりを起こすケースも少なくないので、根元から念入りに洗い流しましょう。

やりがちNG

顔まわりばかり洗う
顔まわりは毛量が少ないので、ゴシゴシ洗う必要はありません。もっと奥の後頭部のほうをしっかり洗いましょう。

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